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チームの中でダントツに歌が下手なのは田中だ。そのくせ歌いたがる。物語でよく見るやつだ。 始めてこいつの歌を聴いたときはリアルに鼓膜が破れそうになったものだ。まあ、今は少し慣れた。少しね。 しかし、いつになったらマイクを離してくれるんだ。田中くん。いい加減鼓膜破れるよ。 ふと隣に座るソラのほうに目を向けてみるとたぶん勝手に持ち出したスコアブックを見ながら何かをメモしていた。 「なにしてんの?」 「いや、みんなの打率計算してみたんだ。一番打率低い人にレストランまでの荷物持ちさせようと思って」 そう言い終えるとソラはニコッと笑った。怖いです。逆に怖いです。 「結果はね、田中くんが1割7分2厘で最下位だった」 思わず軽く吹き出してしまった。俺は笑いながら言った。 「だろーと思ったよ」 ソラのメモした紙を見てみると、一番上に俺の名前があり、打率は自分でも驚いた。なんと6割4分。よくこんなに打てたな。 「陽介〜、いい加減田中くんを静かにさせてよ〜」 ソラは俺の手を両手で握ってきた。俺は苦笑いを浮かべながら「了解」とだけ言った。 「田中、変われ」 俺のその一言で空気が変わった。シラけていた田中以外のメンバーが盛り上がってきた。そして全員が田中に「陽介にマイクを渡せ」って言うものだからさすがに田中も折れた。 そしてマイクをテーブルの上に置いた。そのマイクを俺が拾い、まずはソラに差し出したが、首を振ったので他のメンバー達にも同じことをしたが、みんな俺に歌えと言ってきた。 「ソラ、歌わないの?」 「うん、陽介が歌ってよ。いつものあれでいいよ」 「ああ、あれね。わかったわかった」 俺は田中の入れていた曲をすべて削除し、俺のこれから歌う曲入れた。 「さあ! 今日こそ出すぜ!100点!」
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