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「田中! 投げるぞ」 田中に向けて投げたストレートは構えたミットを動かすことなくそのミットに収まった。 「うわ〜、やっぱ陽介の球はすごいな〜」 小5くらいの記憶だろうか? 懐かしい。 この時点でストレートが110km/hを越えていたと思う。 冷静に考えると常時140km/h台のストレートと気分で勝手にサイン変更して投げる変化球に対して田中は逃げずに捕ってくれた……。 今考えてみると田中ももすごいやつだ。なんというか……根性がすごいんだ!。 あいつがキャッチャーで本当に良かった。自由だった。 この時目覚まし時計がジリリリリリリッと大きな音を立て、目を覚ました。 早朝の5時 なぜこんな時間に起きているのかは自分でも良くわからない。 習慣がなかなか抜けない。今日も不思議にランニングへ行く。 走りながら考える、あの日のこと…… あの日から七ヶ月、あの時の記憶が頭にこびり付いているようだ。 半年以上もの時間が過ぎてしまったというのに、あの日から俺の魂が抜かれて戻って来ていない感覚だ。 10キロのランニングを終えると朝食をとる。 今日は高校の入学式だ。あまり野球に力を入れていない学校だと聞いた。そんな地元の舞空高校へ行くことにした。 ひっそり、目立たないように過ごそう。あの日からそう決めた。 朝学校へ行くと舞空高校の人達は部活勧誘をしていた。 なんとか野球部だけは避けようと努力したが故に他の部にかなりの目をつけられてしまった。 俺の体格は183.5cm 76.0kgとかなり大柄な方だ。そのせいで目立ってしまいバスケ部、バレー部、サッカー部などのさまざまな部に誘われる。「見学に行く」となんとか振り払っていくが正直相当きつい。少し下を向いて休んだときに声をかけられた。 「ちょっといいかい?」 俺はその声の方向を向いた。身長は170ちょっとくらいで頭は坊主、手には野球部について書かれてある資料を持っていた。間違いない。完全に野球部の人間だ。 「野球部主将の藤井です。君を追いかけてたんだ。大きいから期待できるからね! 野球部に入ってくれないかな?」 藤井は真っ直ぐ俺の方を見て笑顔で言ってきた。でも答えは最初から決まっている。 「すいません。俺野球は__」 腕を掴まれた。そして藤井はそのまま問答無用に走り出した。 ……嘘だろ?。
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