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渉は後ろの黒板をチラッと見た。入学してから2日目で体育があるのか。 渉が視線を前に戻した時に軽く肩を誰かに叩かれた。渉は自分の肩を叩いた人物を見る。 担任の石松だ。 「海堂、作文は出来たか?」 毎度毎度ゴツイ声でご苦労様です、石松先生。 渉は鞄に手を突っ込むと10枚の原稿用紙を取り出して石松に差し出した。 「こんなの楽勝っすよ」 渉はドヤ顔で石松の目を見た。だが石松は「お疲れ」とだけ言って職員室に向かった。 「おまえすごいな、一日で原稿用紙10枚も書き終えるなんて」 宮渕は渉に感心の目を向けた。それに渉もドヤ顔で応える。 「そのドヤ顔気持ち悪いからやめろ」 宮渕のどストレートな言葉にさすがの渉のハートにも傷がはいった。 「酷くね?」と渉がつぶやくとすぐさま宮渕は「酷くない」とキッパリ言い返して来た。 なかなか手強いな。宮渕博隆。 それから数分後、一時限目の授業開始のチャイムが鳴り、渉の嫌いな授業がはじまった。 龍川光輝は屋上で寝転がっていた。授業をサボる気でいる。 光輝は仰向けになって寝転がっていたが、太陽からの日光が眩しいため、太陽に背を向ける体勢になるとその目線の先には高瀬真希がいた。 「光輝くん、何やってんのよこんなとこで」 「何って、決まってんだろ。サボってんだよ」 真希は光輝のもとへ早足で寄ると、光輝の近くに膝をついて座った。 「いい加減にしてよ! 光輝くんはこんな人じゃなかったでしょ!」 真希の声に光輝は耳を塞いだ。 「黙れよ。凡人の分際で俺に指図すんな! 目障りだ! 俺の目の前から消えろ!」 真希の目には涙が浮かんでいた。そして立ち上がると涙を拭うと物凄い勢いで屋上を出て行った。 光輝は真希の出て行った屋上の扉をしばらく見ていた。 そして我に帰ると思った。 やってしまった。そして空に視線をやった。 雲が出て来たな。光輝は体を起こすとグランドを見た。 しばらくするとどこかで聞いたことのある声の怒号が屋上まで聞こえて来た。
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