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「怪我だよ」川上はつぶやいた。 光輝は壁のほうを向くと背中がわずかに震えていた。やがて振り返ると鼻で笑った。 「だっせえな、怪我とか才能ねえバカか無茶するアホがするもんだろ? つまりお前はバカかアホ」 光輝は言いたいことを全て言うと大声で笑いはじめた。 川上は立ち上がり机を蹴飛ばすと光輝の胸ぐらを掴み龍川の左の頬を殴った。 光輝の口から血が流れた。光輝はその血を拭うと川上の横腹を蹴った。 川上はなんとか左腕を使って直撃は避けた。歯ぎしりしながら川上は「てめえ……!」と喉から捻り出したような声を出した。 次の瞬間から、両者の拳が相手の顔を殴りはじめた。だが、二人とも右手は使っていない。 二人はチャイムが鳴ったのにも気がつかずに殴りあっていた。 何分殴りあったかは分からないが、二人とも渉が来た時には異常なほどの傷の数。 渉は止めに入ったが、お互いにやめない。 「邪魔すんな!」光輝がそう言って渉の腹を思いっきり蹴った。 渉は尻餅をついて咳き込んだ。 「おい龍川!」 渉は光輝に殴りかかった。しかし光輝は軽く避けた。だがその隙に川上の拳が光輝のボディーに炸裂した。 が、今度は光輝の左ストレートが川上に大きなダメージを与える。 今度は渉が光輝に蹴りを入れた。 どうやら、もう二人とも周りがよく見えてないようだ。川上も龍川も誰が誰がよくわかんねえまま殴ってる。 渉は考えごとを邪魔されるのが嫌いだ。今は考えごとをしていた。 考えごとをしていたのだが川上の拳が俺の顔を直撃したために集中の矛先が大きくズレる。 矛先は殴りあいに向いてしまった。 渉はただ殴りあいの規模を大きくしただけだった。 それからの記憶は、全員曖昧のようだ。 もしも昼休みに誰も屋上に来ようとしていなければ、渉たちはもっと放置されていただろう。 「またおまえかあぁ!」と石松のクソウザイ声が生徒指導室に響く、そこには傷だらけの渉、光輝、川上がパイプ椅子に座っていて、石松は立っていた。 心の隅であんた座らねえの? と一度ツッコミを入れてしまっている渉である。 座っている並びは右から龍川、真ん中に俺、左に川上だ。 なんと川上はこの状況でケータイをいじっていた。 そして川上が小さく手を上げた。
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