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ブォンッブォンッと普通ではない音が渉の耳に届く。隣では川上祐翔が素振りをしている。 あきらかに普通の人とはスイングの力強さも音も違う。まあ音が良く聞こえるのは夜なのも関係あるかもしれない。 「祐翔、ポジションどこ?」 渉は川上に質問した。すると川上は素振りをピタリとやめた。そして答える。 「メインはサード、時々セカンド守ったりもしたけど…ああそういや外野も出来るぞ。まあ守備は嫌いだからさ俺って」 川上はすべて言い終えると再び素振りをはじめた。そろそろ100回くらいになるか? そう渉は思った。 「渉ーー!」 宮渕がこっちへ向かって走ってくる。手にはビニール袋、中には渉と川上の頼んだ物が入っている。 川上は「おつかれさん」と言って宮渕の肩をポンッと叩くとビニール袋からおにぎりとパンを取り出した。 大体予想はつくと思うが宮渕の行っていた場所はコンビニだ。 ちなみに渉が頼んだのはコーヒー牛乳にアンパン、カツサンド、そしてカロリーメイトだ。 川上はメロンパンと梅干しと鮭にツナマヨのおにぎりにコーラ。 「ミヤ、ほれ」川上はそう言うと宮渕へ500円玉をコイントスのように渡した。 それを右手でキャッチした宮渕は「足りないんだけど……」と言って川上ちレシートを見せた。 「100円くらい立て替えれねえのかよボケ」 されげに悪口を言う川上、だが俺はきちんと払おう。 「いくら?」と宮渕に渉が聞くと宮渕はしばらく計算してやがて金額を言った。 「660円」 渉は「高えな」といいつつもキチンと代金を払った。宮渕はその代金をもらうと川上を睨みつけた。 「こいつは払ったぞ、って言いたげだな。ミヤ」 「いやいや、払えよ。あと100円」 宮渕は右手を前に出す。すると川上は宮渕の手を思いっきり叩いた。 宮渕の派手なリアクションを笑うとアンパンの袋を開けた。 「お前らさあ、どこまで勝ちたい?」 渉は川上と宮渕に質問した。しばらくの間沈黙が続いたがやがて宮渕が口を開く。 「決まってんだろ! 甲子園だ!」 「そうか、祐翔は?」 川上は頭上に広がる星空を眺めがら言った。 「俺は、全国の壁を実感させられたんだ。それに、目標とか定めたりすんの嫌いだし苦手なんだ。だから、おまえらに合わせるよ」
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