スレッド
一覧
新規
スレッド
ワード
検索
過去
ログ
ホームに
戻る
ザツダン
掲示板へ
記事観覧
> 記事修正フォーム
記事修正フォーム
題名
名前
コメント
黄色いカーテンの隙間から強い明かりが差し込む。太陽の陽射しが強い。そして珍しく暑い。気のせいなのは分かっているが、光輝は蝉の鳴き声が聞こえる気がした。 光輝はベッドに寝転がり殺風景な部屋の天井をジッと見つめていた。ふと横を見ると視線の先に野球ボールが転がっていた。 ただすることもなく、なんとなくそのボールを拾い上げることにした。 ……退屈だ。 真希とも連絡が取れないから学校に行く気にもならない。もう学校に行っていない期間は一週間を越えたくらいだろうか?。 などと、しばらく色々と考えていたが、なんだか少し眠くなってしまった。 光輝はその眠気に従い、ゆっくり目を瞑り、眠りについた。 そして、光輝は夢を見た。野球をやっている夢だ。 荒れたグラウンドで、数人のギャラリーが居るが、ダイヤモンドの中に入っているのは光輝ともう一人、キャッチャーだった。 どんな奴だったのか、光輝はどうやっても思い出すことが出来なかった。ただ、光輝の投じた全力のストレートを完璧に捕球して、その男がニヤニヤとドヤ顔で笑った場面は鮮明に頭に残っていた。 煩い存在感、それだけでなんとなく誰なのか想像がついた。 光輝は、自分が何を求めているのか分からない。何が欲しくて今の状況を選んだ。自分でも理解出来なかった。 でも、なんとなく、ぼんやりなら分かっていた。 だが、夢の中ではあるが、自分の中で答えが出そうな時に決まって目を覚ます。今回もそうだ。 光輝は寝転がったまま枕の隣にあったケータイで時間を確認した。11時過ぎだった。 何もすることがない。また寝ようかと思ったが、目が異様に冴えている。 なぜこの選択をしたのか分からない。でもそこに行けば何かがある気がした。 光輝はベッドから立ち上がり、シャワーを浴びようと風呂場へ向かった。 ____きっとこの日が、真の怪物の誕生だったのだろう。
0文字/1000文字
文字の色
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
イメージ
パワプロくん
矢部くん
猪狩守くん
猪狩進くん
阿畑さん
早川さん
友沢くん
橘さん
六道さん
久遠くん(11,13)
犬河くん(11)
猫神くん(11)
絵里さん(11)
六道さん(制服)
蛇島くん(13)
みこさん(14)
ボール(イラスト)
野球用具
球場1
球場2
球場・喜び
球場・整列
甲子園・外
バッティング
バント
スライディング
ピッチング
キャッチャー
守備
打つ瞬間
審判
応援団
学校
教室
携帯電話
スマートフォン
パソコン
飛行機
管理者用
[
イメージ参照
]
URL
パスワード
(修正不可能)
クッキー保存