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「本当に……すいませんでした……」 顔を傷だらけにした渉が教室に正座していた。 「何やってんだおまえは! 校舎内で野球ボールを投げるな! 常識だろうが!」 校舎内を見渡すと、ところどころガラスが割れている。割れた数は校舎内のガラスの4分の1はあるだろう。 渉は初日からやらかしたのだ。 「それにうちの学校には野球部はないのを知らなかったのか?」 「いや知ってましたよ。ただ俺が野球部作って甲子園優勝したらカッコ良くね? って思いまして」 「もっと現実を見ろーーー!!」 担任の怒号が校舎内に響く。耳がキンキンする……。 「そんなに怒ることないでしょ」 「開き直るな!」 「いいな! 明日までに反省文を原稿用紙10枚分書いて来い!」 「ちょ! 10枚!?」 「え? 12?」 「やります!」 この瞬間だけややだらけていた姿勢が完璧な姿勢になった。 渉は教室を出ると学校の敷地内をすべて見て回った。 野球用のグランドもあるけど、内野はボコボコだし、マウンドはない、外野は雨とか少しでも降ったらぐちょぐちょで使えないな。 う〜ん……やっぱりこんなヒーロー気取りに野球部作るとか考えなきゃ良かった。 んなこと考えても遅いか……ま、何とかなるか。 取り敢えず内野をなんとかしよう。 渉は土とトンボを持つと、ボコボコのグランドを慣らしはじめた。 「光輝! 起きろ!グランド見てみろよ! なんかやってるぜ」 屋上で身長170cmくらいの男が後ろを見て180cmほどの男をつついた。 「んだよ」 光輝は体を起こすと、金網の隙間からグランドを見た。 「なんだあれ、バカじゃねえの」 光輝の目はまるで死んだ虫を見るような目だった。そして鼻で笑うと再び寝転がった。 「光輝ーお前部活なにやんの?」 「なんにもやらねえよ。どんなことでも少ししたらだれも俺についてこれなくなるから面白くねえ。仁おまえは?」 「俺も入らねえ。どんなことでも少ししたら誰も俺についてこれなくなるから面白くねえ」 「真似すんな!」 光輝は上体を起こすと光輝に背を向けている仁の背中を蹴った。 「いってぇ!」と仁は痛がるが、痛がり方がうざい、もっかい蹴ってやろうか?。 「そういや光輝、おまえって中学時代は野球すごかったんだろ」 「ちげえよ、周りがヘボかっただけだ」
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