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「じゃああいつ手伝ってやれば?」 仁はグランドを指差した。 「なんでそうなんだよ」 「野球好きなのか?」 「ああ、でも、あれほどやり甲斐のないスポーツはねえよ」 「いいねえ、なんでも出来るほどの才能のあるやつは、おまえがそんなんなら俺みたいな平凡なやつはどうすりゃいいんだよ」 仁は立ち上がると、屋上の重いドアを開け、下へ降りて行った。 最後の言葉、どうゆう意味だよ。あいつ、顔は笑ってたけど目は笑ってなかったな。 光輝は立ち上がると再び金網の隙間からグランドを見た。 あいつ、よくやるな。と言うかバカだろ本当に、野球がやりたいなら普通に野球部ある高校行けよ。 おまえみたいなバカが一番腹立つんだよ。 光輝は舌打ちし、屋上を出た。 渉は周りに誰もいないことを確認し大声で叫んだ。 「ここのグランド固すぎだろ!!!」 渉は制服にもかかわらずグランドに大の字になって寝転がった。 「あ〜あ、これじゃグランド整備すら夏の大会に間に合わねえよ」 渉が目を瞑ったときに誰かに声をかけられた。女の子の声だ。 「ねえ、キミ、なにやってるの?」 渉は「ふぎゃ!」と情けない驚き方をした。 「いや、グランド整備やってたんだけどグランド固過ぎて」 「うん、聞いてた。たぶんあの声校舎まで届いたんじゃない?」 ……くっ、なんだこの子……可愛すぎるだろーー!!! このままだとショック死するかも……。 「手伝おうか?」 「え? 今なんて?」 「だから手伝おうかっていたのよ」 「ぜひお願いします!」そう渉は言うと彼女の両手を握った。 驚いた顔も可愛いすぎるだろ。 髪の毛は肩の辺りまで伸びて、ツヤツヤの綺麗な黒髪、大きな瞳、 この守ってやりたいと思う小柄な身体、そして完璧なスタイル!。 やっばいよ俺! ものすごい娘に出会っちゃったよ。 「ちょっと……離してくれる?」 彼女は照れながら言った。あー俺死ぬかも、てか今なら死んでもいい!。 「ねえ、聞いてる?」 「あぁ! ごめん!」 俺は慌てて彼女の手を握っていた両手を離した。 「キミ、名前は? 私は高瀬 涼子(たかせ りょうこ)よろしくね」 「お、俺は海堂 渉! よろしく!」 涼子ちゃんか、よし! 覚えたぞ!。
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