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「じゃあなんでお前ほどの選手がこんな野球部のねえ高校に来たんだよ」 龍川の言い放った言葉は、俺の夢、目標をブチ壊した。 信じたくない。俺はこいつより強くなることが目標であり夢なんだ。 龍川の言い放った言葉は「飽きたんだよ」。 気が付けば俺は龍川の胸ぐらを掴んでいた。この後このことを覚えていなかった。 ということはこれは俺の心の底から出てきた言葉なのだろう。 「ふざけんな! お前が野球やめたら俺は何を目標にすればいいんだよ! たぶん…いや絶対お前は今まで何人もの希望を打ち切ってんだ! お前がやめたらそんな奴らが可哀想だろ!」 「離せよ」 「うるせえ!」 「なら」そう龍川はつぶやくと、鞄を地面に放り投げた。そして龍川は俺の胸ぐらを掴み、俺を持ち上げた。 嘘だろ。俺を右手一本で簡単に持ち上げるなんて、なにもんだお前……。 隣の真希ちゃんから「光輝くんやめて」と声が聞こえた。 次の瞬間、俺の体は宙を舞った。 俺の体は背中から地面に落ちた。激痛が腰に走ったが必死に堪え、声を捻り出した。 「捨てんなよ! お前がやめたら俺みたいな平凡なやつはどうすればいんだよ」 「知るかよ……」 「は?」 なんだ、今の殺気……。 「知るかよそんなこと! 他人のことなんか知ったこっちゃねえんだよ! ふざけんな! 何も知らない奴らが、言いたいことペラペラほざいてんじゃねえよ!」 この瞬間、龍川の右手の人差し指と中指からボールが解き放たれた。 ボールは座っている俺の頬の横を抜けていった。それにもかかわらず、ボールはいつまでもバウンドせず、ライナーでそのままフェンスに直撃した。 龍川の位置からフェンスまではたぶん80mくらい、それをライナーで投げんのかよ。 なにもんだよ。本当に。なんで、お前みたいな奴が野球やめんだよ。 龍川は鞄を拾い、グランドを去ろうとしていたが、俺はそれを止めることが出来なかった。
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