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なんなんだ。仁もあいつも、どうすればいんだよって言われても知るか。 俺は俺だけ良ければいいんだよ。そんな奴に分かるわけねえだろ。 光輝は石を蹴った。その石は一回、二回跳ねると体育館のガラスに直撃した。 光輝は真希の名前を呼ぶと手首の辺りを掴み、ダッシュで駅に向かった。 「あー危なかったー」 光輝は駅のベンチに座った。そして鞄から一枚の写真を取り出した。 だがすぐに光輝はその写真を鞄にしまうと、真希が横に座った。 「光輝くん、ここまで来るのにかなりの視線が集まってたんだけど」 「悪いな、でもまあ気にすんなよ」 光輝は真希の頭をポンポンと叩いた。 「ねえ、光輝くん、本当に…野球やめちゃうの?」 「そう言ったろ。去年の夏、高校ではやらないって」 光輝は立ち上がった。そしてすぐ隣の自販機で冷たいコーヒーを買った。 「でも……光輝くんから野球をとったら奇妙な生命体じゃん!」 なんだよ、奇妙な生命体って……。 「帰宅部のくせに運動神経抜群で頭も良くてカッコいいって三拍子そろってるなんて奇妙な生命体だと思う」 「なんだよそれ」 光輝はコーヒーの栓を開けると一口飲んだ。 「あなたを嫌いになっちゃったらどうしてくれるの?」 真希は光輝の目をジッと見つめた。 「他の人を好きになれ」 「え〜ひどいよ〜光輝くん。この場面は臭いこと言ってもいい場面と思うんだけど」 「さっきのは冗談と思っとけよ」 光輝は笑いながら言った。そして缶コーヒーを一気に飲み干すと、漫画などでは公園によくあるイメージのゴミ箱へ向かって缶を投げた。 投げた缶はしっかりとゴミ箱の中におさまった。 「危ないでしょ。人に当たったらどうするの?」 怒った声で真希は言うにもかかわらず、光輝は火に油を注ぐようなことを言う。 「そんときゃ喧嘩でもするさ」 「バカ!」と真希の声と同時にデコピンをされた。真希のデコピンは痛い。 だが額で痛いなら普通に痛いでなんとかなるが、鼻に浴びたとなるとどうしょうもない。 なかなか痛みが消えないな。 そう思っていたとき、電車が駅に到着した。 それに光輝と真希は乗り込むと、すぐさま座席に座った。 これから2時間も電車か、長いな。 学校から駅まで徒歩15分、電車で2時間、家から駅までチャリで15分。 2時間半か、今考えると遠すぎるな。
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