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翌日の朝、渉は7時10分に登校した。メンバーを集めるためにだ。 出来るだけ早く校舎のあらゆるところに勧誘の貼り紙を貼った。そして次は生徒玄関で直接勧誘だ。 だが、20分間頑張っても成果なし。それでもめげずに頑張った渉は立派だろう。 「やばいな、もうすぐチャイム鳴るぞ」 渉は時計を確認した。まずいな、あと3分だ。もう教室行かねえと。 渉が教室に向かおうと思っていたとき、遅刻なんて気にしない。という感じのオーラをまとった男子生徒が一人渉の横を通った。 その男子生徒に渉は声を掛ける。 「ちょっと、ねえ君、野球に興味ない?」 「興味はあるけど」 渉とその男子生徒は教室の方向に歩きながら話した。 「えっと名前は?」渉がたずねるとその男子生徒は「川上 裕翔(かわかみ ゆうと)一年だ」と言った。 「あのさ川上くん、今部員がいないんだ。野球部に入部してくれない」 「半年前の俺ならOKだよ」 そう言うと川上は歩くスピードを上げた。 半年前? どうゆう意味なんだ?。って、やべえ! 時間が!。 渉はダッシュで教室に向かった。だが残念なから15秒間に合わず、説教されるハメになった渉だった。 「あーったくよー、二日連続で説教かよ」 今は休み時間、二時限目の授業の前の休み時間だ。 「まあまあ、渉。気落ちするな。たぶんおまえはもう教師に覚えられた」 「あんま嬉しくねえ! ってか全然だよ!」 今俺が話しているのは宮渕 博隆(みやぶち ひろたか)俺より背が低い。そしてたぶん俺のほうが顔がいい。 「なあミヤ、野球部の勧誘が一行に進まない。手伝ってくれ」 「ああ、そのことなんだけど。俺野球部入れてくんない?」 「大歓迎だ! あらためてヨロシク!」 俺は宮渕と固い握手をした。 「ミヤ…お前野球の経験は?」 宮渕はニヤリと笑うと親指を立てた。そして首を振った。 なんだよ今の無駄な動作は、口で言えよ。 未経験者か。まあ入ってくれるだけありがたいわけだし、今度基礎から教えるか。 わずかに、本当にわずかに前進した鳳城学園野球部だった。 試合可能な人数まであと7人。
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