スレッド
一覧
新規
スレッド
ワード
検索
過去
ログ
ホームに
戻る
ザツダン
掲示板へ
記事観覧
> 記事修正フォーム
記事修正フォーム
題名
名前
コメント
「ゲームセット!」 試合が終わった。だが、清千が勝ったわけではない。負けたわけでもない。引き分けである。 だが、清千は勝っていた。なのに、なぜ?… それは9回の裏、抑えれば勝ちという展開。 イップスに陥った銭形が登板。キャッチャーも四田に代わっていた。 …………… (ら!) ノビのあるいい直球を投げていた銭形は、強打者玄野になった所で目の色が変わった。 四田のサインも見ない。下ばかり見ていた。 「すいません、タイム…」 ここでマウンドに向かう。当たり前だろう。 「おい、何やってんだ。サイン見ろ」 「…あ、すいません…」 少し話した後、四田はホームに戻った。 四田が出したサインはスラーブ。銭形はサインを確認するとすぐに投げ始める。 だが、まったく曲がらずど真ん中へ。 この結果がホームラン。その後、小南に代わり何とか抑え、練習試合なので試合終了となった。 銭形は非常に申し訳なさでいっぱいだった。九条は、無四球で、勝利投手の権利を取得していた。 高校での参考記録だが初勝利を銭形が帳消しにしたのだ。 「おし、じゃあ解散。また明日な」 魁が解散を告げると皆が帰っていく。 だが、四田と銭形だけが、魁に呼び止められた。 「すまない。監督が呼んでるんだ。一緒に来てくれないか?」 「ああ、わかった。(なんだろ…)」 四田と銭形、そして魁が監督室へ向かう。 魁が監督室のドアを二度ノックすると中から「入れ」という落合の声が聞こえてきた。 「失礼します…」 魁がそう言い他の二人は少し頭を下げ入った。 「銭形…お前、どうや? 怖かったやろ、玄野との対決の時」 銭形は小さく頷きそれを見た落合がひげをさわり「うーん…」と言った。 「ほな四田。銭形を見ててどうや?マウンドでの様子とかや」 「えっと…玄野が打席に入ったら突然変わりました…サインもちゃんと見なくなったし…」 「じゃあ次伊藤。明日からの練習、投手陣にボールは触らせるな。とにかく明日から2週間、投手の練習は走りこみや。ただ、ちょっとでも九条や小南に異変があったらすぐやめさせろ。銭形もやで。あ、お前も一緒に走れ。監視役や」
0文字/1000文字
文字の色
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
イメージ
パワプロくん
矢部くん
猪狩守くん
猪狩進くん
阿畑さん
早川さん
友沢くん
橘さん
六道さん
久遠くん(11,13)
犬河くん(11)
猫神くん(11)
絵里さん(11)
六道さん(制服)
蛇島くん(13)
みこさん(14)
ボール(イラスト)
野球用具
球場1
球場2
球場・喜び
球場・整列
甲子園・外
バッティング
バント
スライディング
ピッチング
キャッチャー
守備
打つ瞬間
審判
応援団
学校
教室
携帯電話
スマートフォン
パソコン
飛行機
管理者用
[
イメージ参照
]
URL
パスワード
(修正不可能)
クッキー保存