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その後も清千は順調に勝ち進んでいった。 ベスト4も決定し、後2回勝てば甲子園に出場出来る。そして、準決勝の相手は去年の夏に、勝利した猪死山学園である。去年の四番、北神はドラフト2位でプロ入りしている。 不良が集まる高校だが野球の腕はかなりの物。その理由はただ腕のある選手を無理やり入れているからという理由だけである。そこに、長谷川も入学させられかけたので、不良になっていたかもしれない。 翌日、神宮球場で行われる試合に清千学園野球部は向かっていた。 球場に到着するとすぐにアップを開始した。 だが、いつになっても猪死山学園野球部が来ないのだ。 「おい、皆ちゃんと飲み物飲んどけよ。待ってる時間に水分取られるから」 今日の気温は39℃。猛暑日となっていた。 魁は皆にしっかり水分を取るように伝えた。部員達も、今日は多めに飲み物を用意していた。 「お、きたで」 落合が見つめる先は猪死山のベンチ。選手達がベンチに荷物を置いている。 試合が開始し、清千が守備につく。今日のピッチャーは小南。 一球目、すっぽぬけたのか、ど真ん中に投げてしまった。しかし、バッターはボールも見ずに見逃した。 結局、この回、だれもバットを振らずに終わった。 (どういうことだ…おい…誰もバットを振らないなんて…まさか…) 青星が何かを考えている。 「おい、お前一番だろ!早く行け!」 靖也が和弥に声を掛ける。すぐに百花繚乱を持ち、打席に向かった。 しかし、何かがおかしい。投手は投球練習も行っていなかった。 「!」 しかも、いきなりボールはど真ん中へ。すっぽぬけたという訳でもなく意図的にやっているように、和弥には見えていた。 二球目もど真ん中に来た。これには和弥もフルスイング。 簡単にホームランとなった。 (そうか…これは…) だが、和弥はまったく嬉しそうな表情を見せていない。 ベンチに帰ると、長谷川にすぐさま話しかけた。 「おい、長谷川…あいつ等、八百長してんぞ…この試合、多分相手はど真ん中にしかボールは投げないし、ボールは何を投げても振らないぞ…」 「見たらわかるさ。何かあるぞ、今年の夏は…」 この回、結局30得点。清千学園は1回コールドで決勝戦へ進んだのだった。
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