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〜〜〜1年 4月〜〜〜 青葉学園、今年出来たばかりの新設高校だ。部活動に特に力を入れるらしいが、詳しいことはまだ聞いていていない。 野球部はと言うと、投手は“剛腕・南悠太”、遊撃手に花井 洸星(はない こうせい)などの実績ある選手の獲得に成功しているそうだ。 ……まあ、もう俺には関係ないか。 俺は青葉学園に入学した。理由はただ新設高というものに惹かれたから、なんだかパッとしない理由かもしれないが、俺からすれば充分な理由だ。 高校では中学時代に出来なかった遊びをたくさんやろう。そう決めて入学した。だからとりあえず可愛い女の子に声掛けて、人気者そうなやつと仲良くなって、充実した高校生活を送るんだ。 その筈なのに! 変な奴に付きまとわれてます。 「谷嶋く〜ん、お願い! 野球一緒にやろうよー」 このナヨナヨしている小柄な男は桐野 俊(きりの しゅん)、シニア時代にどデカイホームランを俺がこいつから打ったらしいが全然覚えていない。 「本当にお願い! 土下座でもするから!」 桐野は俺の腕をガシッと掴んで離さない。こいつの声が大きすぎるため俺まで変な目で見られてしまっている。これはさすがに困る。 「あーもう! やめろ! 俺はもう野球辞めたの! 付きまとうな!」 俺は桐野の腕を無理矢理振りほどき、背を向けて歩き出した。 「待ってーーー!」 桐野はそう叫びながら再び俺の腕を掴んだ。 「明日! 試合あるから見に来て! 相手はあんまり強くないけど、絶対野球やりたくなるから!」 真剣な目で俺を見てくる。本当にやめて欲しいのだが、明日行ってそれでもやりたくないと言えばこの勧誘も緩むかもしれない。 ……よし!。 「分かった。明日行くけど、面白くなかったらもう俺に付きまとうなよ!」 「うん! それでいい! 絶対やりたくなるから! 絶対来てよ! 来なかったらもっとしつこくするからね!」 桐野はものすごい笑顔で俺の前を去っていった。 これでやっと解放された……。 俺は一息ついて、教室を後にした。
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