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陽翔の制球力は良い方ではない。 所謂、「ノーコン」といったところである。 だが、それを補う能力が、彼にはあった。 それは球速。 彼は全中の舞台となる、神奈川に入ってから、130キロ台を4回も計測している。 しかも、彼はまだ中学二年生である。 中三で140q/hも夢ではないというのが周囲の見解であった。 そして、落差のあるフォークボール。 だが、このフォークボールが、彼の左ひじを蝕んでいた。 ☆ 「そいつは、諸刃の剣ってやつだ、気をつけろ。」 「何?モルツの次? モルツってあれか、サン○リーの作っているルービーの種類か。」 「何を言っているんだ、いいか、諸刃の剣(もろはのつるぎ)、一方では非常に役に立つが、他方では大きな害を与える危険もあるものの例えのことだ、要するに、リスクがあるんだよ。」 「ディスク?あぁ、それならこの前辞書で引いたぜ。 円盤状の記録媒体の事だろ?」 「はぁ……とにかく、フォークの投げすぎには気をつけろよ?」 「大丈夫、食器を投げるほど俺は鬼じゃねぇよ。」 「なんか、ごめん……」 ーーそういやぁ、そんなやり取りもあったな。 まったく、俺は野球しか能がないみたいだな。 さぁて、さっさと終わらせようぜ、パワフル中学校さんよ。 東條小次郎…(とうじょうこじろう)だったかな、さっきの借り、ここで返してやるよ。 さっきのホームラン、あれは失投だからな。 あんなので気を良くしたら、大間違いだぜ? 「プレイ!」 審判の声が響く。 うるせぇな、オッサン。 さっさと締めてやるから、もう少し仕事してくれ。 サインが来る。フォークボール、低め…… 出し惜しみするなってことだな、分かったよ。 東條がこちらに向かって睨みつけてくる。 分かったよ、投げるから。 ちったぁ大人しくしてろ…… ーーそして、俺は左腕を振…… 「「おい、陽翔、しっかりしろ!!」」 「「担架だ、担架!!」」
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