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祀「よし!!!行ってくるぜ!!」 祀はいい…堂々と右バッターボックスへと入っていた。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 昨晩… 祀「明日の先発は抑えのエースの皆戸先輩だろう…6回まで安打も無く投げ続けたら…どうなる?」 と、祀は…他の一年に問いかけた… 他の一年は悩んだが…須賀眞が直ぐに答えた。 須賀眞「そうか!!最低でも7回ぐらいにはスタミナ切れになる!!」 他の一年もあぁ〜〜という顔をした。 祀「そう!多分、何事もなかったら…7回でスタミナ切れになるはずだ!!そう狙い目は7回!それまで…ヒットを打つな!!」 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 皆戸(ハァハァ…次は、ストレートかぁ…) 皆戸の身体中から汗が大量に出ていた。勿論、手も汗をかいていた。皆戸はゆっくりと投球へと移った。 スルッ… 皆戸(しまっ…) 手の汗で球が滑り…祭りの方へとボールが飛んで行った。 ドコッ 審判「デッドボール!!」 デッドボールにより、ノーアウト満塁のピンチになってしまった。 流石にやばいと思い…矢野は皆戸の元へといった。 矢野「皆戸!大丈夫か?」 深く深呼吸をしながら皆戸は答えた。 皆戸「大丈夫だ…汗で滑っただけだ…これから、立て直すよ」 と、いい矢野を追い返した。 矢野は心になあにかが詰まったような気持ちになったが、渋々と自分の守備位置へと戻った。 皆戸(省エネモードだ!) が、投げた球はど真ん中へと行き…間滝に満塁ホームランを打たれた。ここで、皆戸は交代され…2番手として先発のエース 神崎 疾(かんざき はやと)がマウンドに上がった。 だが、皆戸から続く悪い流れを断ち切れず…5番 栗原には四球…6番 山井にはツーベースヒットを打たれ、ノーアウト二、三塁となってしまった。 続く一年軍の大チャンスに7番 名廼崎が打席に立つのだった。
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