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そこから5年が経った。 達也はもう6歳となり4月からはピカピカの一年生である。一年生になる時は健康でありたい。 だが、達也の体は健康から程遠く離れていた。 古いアパートの一室に今日も壁にドンと音がする。2秒もしない内に子供の大きな泣き声が聞こえる。 「泣いてんじゃねえよ。あ? んだよその目」 男がその子供を睨みつけると子供は鋭い目つきで睨み返した。 すると男はその子供を殴り始めた。お腹を何発も蹴り、子供を掴んでは放り投げの繰り返しが何度も続いた。 そう、伊藤達也は虐待を受けていたのだ。ここ二年間、実の父である孝仁の兄、博文に。 体中に痣がありその数は数え切れないほど。そんな体のまま、入学式を迎え他の生徒の保護者には様々な噂話が流れる。 伊藤って子、虐待を受けてるらしいわよ。 その中でも、この噂が一番だった。 学校での生活も、給食費を払ってもらえない為、給食が食べれなかったり、虐待によるせいで体が痛み過ぎて遠足に行けなかったりと他の生徒とはかなり違っていた。 家では少量のインスタントラーメンなら食べれたが博文が酒ばかり飲みお金がないせいで一週間に一度、酷ければ半月何も食べれない時もあった。 そして、2年生の終業式が終わり自宅に帰る途中、達也は道端で倒れてしまった。それを道を通る人達は達也を完全に無視し、一日が経つ。 「み…ず…だ…れか…助けて…」 もう死ぬんだな… 達也はそれしか考えられなかった。 博文のせいで性格が暴力的になってしまった達也も、今ではそうではなかった。 そして、達也が永遠の眠りにつきかけたその瞬間だった。 「おい、君大丈夫か!? 誰か、救急車!」 この青年により達也は命を取り留める。 そして、2日…眠り続けていた達也は眼を覚ます。 「………ん? え!? どこだここ…」 「おう、やっと起きたか。俺は玄野春樹 クロノ ハルキ。今日から君の家族だよ」
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