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打席についた4番千原は、確信をついた一言を放った。 「あの女投手、持ち球2つだけか、…だからあのリードね……」 ピクッと反応するも、五郎丸は返す言葉もなく無言であったが、内心はサインを出すにも手詰まりでカウントを取る球種が見当たらなかった。 簡単にアウトを取らせてもらえないのはわかっている、打ち取るならゴロか?いや、力負けして長打が目に見える、やはりフライか?それも長打は確実だ。 かといって、空振りを狙えると思えない。 それでも、しぶしぶサインを出す五郎丸であった。 奈々が千原に対しての1球目だった。 相変わらず、独特の低い体勢から振り抜かれる右腕がむちの様にビシュッとしなる。 「ストレートだが、低い!!」 千原は、すぐさまバットスイングを止めた。 スパーン!! 「ストライーク!!」 地面スレスレから投じられたら球が一直線に構えたミットへ吸い込まれるようだった。 「ド真ん中の低めギリギリ!?」 審判にしても、一瞬は判定に困る程のコースへ決まった。 「ハァッ、ハァーッ…」 ただ、投げ終わった後の奈々の様子が、今までと明らかに違い、肩で息をはじめていた。 そう、超スローボール多用による体力消耗が顕著に出始めたのだった。
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