スレッド
一覧
新規
スレッド
ワード
検索
過去
ログ
ホームに
戻る
ザツダン
掲示板へ
記事観覧
> 記事修正フォーム
記事修正フォーム
題名
名前
コメント
奈々はサイズが合ってないのか、ヘルメットを気にしながら左打席についたと思ったら、いきなりバットの先端を空高々と向けた。 「予告ホームラン!?」 今まで男子だけのチームに、女子が加入するだけでも、注目の的であるのに、この宣戦布告には、グランドにいた全員が大きくどよめいた。 とはいえ、当の本人は「…確か、こう構えると目立つ言ってたっけ?」とライガース監督こと、父の話を真に受けての事とは、今の行動をにこやかに親指を立ててグッジョブと言わんばかりの監督だけであった。 この後先を考えない奈々の行動が、白組に火を付けたのは当然であった。 殺気立った中、プレイが再開されたのだが、打席の奈々に全員が何か違和感を感じていたが、赤組の一人が 「あっ、バット握りが逆だ!!」 そう、いわゆるテニス持ちでどう考えてもボールを遠くに飛ばせるものではなかった。 「うるさーぃ!!コレで打てるのっ!!」 顔を真っ赤にしながら、周囲の野次をかき消す高音の声が響きわたった。 それでも意地なのか、バットの握りは一切変えなかった。 色々とゴタゴタはあったものの、試合は再開された。 「ちっこいから、今までと違って、投げにくい…」白組の投手、西灘は小柄と分かっていたが、改めて奈々への投球しにくさを痛感した。 そして、ワインドアップから奈々に対して第1球が投じられた。 珍しく、今まで制球出来ていなかったストレートがズバッンとド真ん中に入った。 しかし、奈々はぴくりとも動かずに見送り、1ストライクとなった。 「ヤバかった…」西灘は打ちごろの絶好球を投じた事にヒヤヒヤした。だが、初球とはいえ全く反応しなかった奈々に、不気味さを感じた。
0文字/1000文字
文字の色
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
イメージ
パワプロくん
矢部くん
猪狩守くん
猪狩進くん
阿畑さん
早川さん
友沢くん
橘さん
六道さん
久遠くん(11,13)
犬河くん(11)
猫神くん(11)
絵里さん(11)
六道さん(制服)
蛇島くん(13)
みこさん(14)
ボール(イラスト)
野球用具
球場1
球場2
球場・喜び
球場・整列
甲子園・外
バッティング
バント
スライディング
ピッチング
キャッチャー
守備
打つ瞬間
審判
応援団
学校
教室
携帯電話
スマートフォン
パソコン
飛行機
管理者用
[
イメージ参照
]
URL
パスワード
(修正不可能)
クッキー保存