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奈々は、返球から早々と2球目の投球態勢を始めた。 「返球して、すぐにだとぉ!?」 この一連の動作に、山本は完全に不意を突かれたと言わんとばかりの表情を浮かべたが、時既に遅く、ビシューッとしなる右腕の音が響き、先程と同様に低い投球動作で投じられた。 「このぉーっ!!」 ダメを承知で強振する山本だったが、当然ながらブンッとバットは空を切り、ヒュルヒュルッ〜ポスッンと遅れてミット音が虚しく響くのだった。 山本には、マウンドの小柄な奈々の堂々とした振る舞いに、まるで大魔神と対峙しているような威圧感であった。 しかし、対象的に女房役の五郎丸は血相を変えた表情で、アタフタと、次の投球を促すように焦る返球をした。 「……?」愕然としていた山本でもその異変を汲み取れた。 「山本っー!!」 そこへ一声、次の打者である加藤の呼ぶ声が聞こえ、バッターサークルの方に振り向いた。 加藤は無言で空を指差し佇んでいたのだ。 これに、五郎丸はしまったとばかりに苦虫を噛んだ表情となった。 少し遅れて、はっと山本は加藤が意図する事を理解してコクッと頷いた。 先程と一転して、奈々が投じる球の正体を、完全に見切ったとばかりな余裕の笑みを浮かべた。
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