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開いたドアから女の子が急いで入ってきた。 「セ、セーフ!!!。はぁ・・はぁ・・」 走ってきたのか息が荒い。落ち着いてこちらを見、パワプロの姿を発見すると表情が止まった。 「えー!!何でいるの・・・じゃ私が最後?」 六道「・・・みずき、遅すぎだ」「聖も何でいるのさー!」 みずきはしかめっ面のまま六道を睨みつける。しかし、六道は動じることなく淡々と返した。 「待っていたが、お嬢様はまだ寝てらっしゃいますと言われたぞ?」 友沢「つまり、寝坊したんだね・・」 橘の顔がさらに紅潮する。 「何よ!ちょっと寝るのが遅なっただけじゃない!」 パワプロ「まあ、落ち着けって。俺も今日起こしてもらわなきゃ遅れてたんだからさ」 「遅かった数がこれで一緒になったからって、いい気にならないでよね!」橘は噛みついてくる。 パワプロが顔はしかめ、それを見て六道がフォローに入る。 「火に油を注ぐようなことを言うんじゃない。卒業式なんだからそれぐらいにしておくんだ」 橘は何か言いたそうだったが、ムスッとした顔のまま椅子に座った。 矢部「やれやれでやんす…」 橘が矢部を睨んだが、すぐそっぽを向いた。 パワプロは少しでも場の空気を変えようと橘に声をかけた。 「橘はどうだったんだ?」怒らせないように遠慮がちに訊く。 「・・何が?」 まだ素っ気ないが、怒ってはいないようだ。 「査定の結果だよ、どうだった?」 「あんまり変わりないわ。投・一・三だけ」 矢部「でもムーンが使えるだけで別格でやんすよ」 「当然じゃない。でもムーン以外の球種が欲しいかな。そこについては六道といろいろ考えてるとこ」 話し終えたほんの数秒後、校長が入ってきて全員が姿勢を正す。 校長「これで全員揃ったか、では始めるとしよう。今から名前を呼ぶから順番に前に来るように」 初めに六道が呼ばれ、矢部、橘、友沢と続き、そしてパワプロが呼ばれた。 「卒業おめでとう。これがライセンスだ」 返事のあと一礼して受け取る。沸き上がる高揚感を抑えつつ、パワプロは席に戻った。 この後はあいさつで終了なのだが、その内容は違っていた。 「それと、君達にも話しておいた方がいいだろう・・」 「我が街の球団は・・・このままではリーグ戦に出場できんのだ」 話が終わるなり、全員が顔を見合わせた。
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パワプロくん
矢部くん
猪狩守くん
猪狩進くん
阿畑さん
早川さん
友沢くん
橘さん
六道さん
久遠くん(11,13)
犬河くん(11)
猫神くん(11)
絵里さん(11)
六道さん(制服)
蛇島くん(13)
みこさん(14)
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