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プルペンでの調子は昨日ほどではなかったが、調子がいいことに変わりはなかった。 ストレートは走るし、変化球の切れもいい。これならやれる。 「直也、この辺にしとこうか」 安川が、マスクを外して俺の方に歩いてきた。 「昨日ほどガンガン攻めたらダメだな。序盤は丁寧に投げること意識しろ」 「はいはい、分かってるって、丁寧に投げろなんて半年前に何回も言われてるよ」 しかし、半年前を思い出すと今の状態は奇跡だな。キャッチャーの頭をはるかに超えていくようなボールが行ったりしてたのにな。 「あ、集合してる。行かないとヤバイぞ」 安川が、俺のユニフォームを引っ張った。確かに、もう集合してる。まあ、ゆっくりでもいいか。 俺が円陣に入ったのは、先生の話はほとんど終わっていた時で、なんて言っていたのか、内容は全く分からないが、別に全然気にしない。 「直也、頼むぜ。お前に掛かってる。」 良がグローブで俺の肩をポンっと叩いた。 「おう、安心しろ。錬には絶対投げ負けないよ」 爽風高校は後攻、先に守備か、出来れば先攻が良かったが、文句は言ってられない。絶対勝つ。 審判が出てきた。いよいよ始まる。 審判の声に合わせて、両チームが、ホームに整列する。並んだ所で俺は目を閉じた。 ここからが本当の始まりだ。この試合に勝って、俺は新しい俺に生まれ変わる!。 主審が「ゲーム!」と一言言うと、両チームが同時に礼をする。その後、チームメイトが色々な声を掛けてくれた。 よし! 行こうか!。 「直也先発じゃん。あいつ球遅かったよな」 一番の中嶋は後ろでバットを出していた二番の竹本に言った。 「うーん、少なくとも三年前のままじゃないとは思うけどなー」 「そりゃそ……お! 意外に出てない? 130前後はあるな」 中嶋は投球練習のストレートを見てそう判断した。 「ま、とりあえず先頭の俺が出て、先制させてもらおうかな。」 中嶋は投球練習が終わったのを確認すると、小走りで打席に向かい、左打席に入った。そしてプレイが掛かる。 中嶋は軽くグリップを握り、フゥーっと息を吐いた。
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