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淳平の元日の宣言から早くも3か月が過ぎ、世間では入学式の季節となった。帝王実業の野球部寮は携帯電話の所持や使用に関してはかなり厳しいようで入寮以来、淳平からの連絡は無い。省吾は正月あとの猛勉強の末、何とか舞と同じ県立パワフル高校への入学を決めることができた。そして、大輔はと言うと・・・。 「ほんじゃ、行ってきます。」 恋恋高校指定のブレザーに身を包んだ大輔はまだ少し眠たそうな表情をしながら玄関を開いた。今日はこれから3年間通うこととなる恋恋高校の入学式である。学校はバスを経由しておよそ30分ほどのやや高台にありその緩やか坂道の両脇には桜が植えられ、時期になればとても鮮やかな通学路となる。その中を真新しい制服に身を包んだ新入生と思われる生徒や、付き添いの父兄がやや緊張した面持ちで歩いている。やはり共学化となって最初の年と言うこともあってか見渡す限り女子生徒だらけだ。本来ならば健全な男子生徒としては喜ばしいことなのだろうが、いかんせん割合があまりにも違いすぎる。 「マジで女子ばっかかよ・・・。」 その光景を目にした大輔もさすがに圧倒されたように立ち尽くした。その間抜け面とも言える表情はなかなか滑稽なものだがただ一人の男子生徒は目立つのか遠巻きに此方を観察するかのような視線をヒシヒシと感じた。若干早まったかと思った大輔であったが、不意に後方より声が掛けられた。 「お〜い、そこのお前。なにブツブツ呟いているんだよ。」 驚きながらも振り返った大輔の眼には自分と同じ制服に身を包んだ男子生徒が一人立っていた。背丈は大輔よりやや小さいぐらい。散髪されたばかりと思われる短髪が爽やかな印象を与えている。 「まぁ、こんな風景を見たらフリーズするのも無理ないけどな。」 校門に入る前に早くも数少ないと思われる他の男子生徒に遭遇した大輔はますます混乱してしまったが、気を取り直すとその男子の両肩に手を置くと開口一番、叫んだ。 「俺と野球やろうぜ!!」 「・・・はぁ!?」 いきなり始まったその光景に周囲の冷ややかな視線が突き刺さった。
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