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「なんだ?」 「息子さんたちが,プロ野球選手ではいられなくなることは目に見えている。説明しなくても分かるだろう。世の中からのバッシングの嵐を受ける。傷つくのは,お前だけではないんだよ。そして,親戚一同も。亡くなった奥さんも悲しむぞ……,お前はそれでもいいのか……!」 園部はテーブルに,ドンッ! と握りこぶしを叩きつけた。吉良は,会社を続けていきたいと思っている。無論,公務員をやめるつもりもない。現に,公務員であったおかげで会社が助かったこともあった。不正ではあるのだけれども。役場の人間たちも見て見ぬふりをしている。吉良は,口を開いた。 「確かに,俺は不正をやっている。けれども,それで息子たちには豊かな生活を送らせることが出来た。しっかりとした教育も出来たから,学校の成績もよかった。秀行も,正も,旧帝大に入れるほどの学力をつけていたんだぞ。甲子園でも活躍して,プロ野球選手にもなれた。俺は二人を幸せに出来たんだ……」 しかし。 「吉良よ,悪いが,それは全く違う」 園部は続ける。 「公務員をやりながら副業をしなくても,お前のレベルであればそれなりに良い暮らしは出来るだろう。息子さんたちの教育レベルが落ちることは考えられない。更に言えば……,俺から言わせれば,だが。お前の公私の生活態度のせいで,奥さんと息子さんたちは……,とても幸せな生活をしているようには見えなかった。奥さんからも,息子さんたちからも聞かされていた。生活は荒れていたそうだな,そうだろう,吉良。認めろ!」 それを聞いた吉良は,激昂した。立ち上がる。そして,園部の胸倉をつかみ,睨みつけた。 目の前の園部は,間髪入れずに切り返す。 「そうか……,そうなんだな……。家族の幸せよりも,自分さえよければいい……。お前らしいじゃないか……,お前って奴はぁ〜!!」 ……,それ以降の様子の話は割愛させていただく。想像にお任せする。
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