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翌日のこと。夕方。巨人の二軍はイースタンリーグ公式戦である千葉ロッテマリーンズとのジャイアンツ球場でのデイゲームを終えた。選手たちは着替えたあと,寮に帰るためにバスに乗り込むところ。列をなす。阿部の目の前には,偶然に井本がいる。そいつと,その彼の周りの様子をまじまじと見てみようと思う。 井本には,一部の選手たちから冷たい目線が向けられている様だった。せせら笑う声も聞こえてくる。井本のすぐ横にいる何某という選手は,スパイクのまま,その彼の足を踏みつけに。阿部は心の中でつぶやく。こいつ……,この俺がいるのを知っているくせに,よくもまぁ堂々とこんな真似を出来るもんだ,と。正直,はらわたが煮えくりかえる思いである。そいつの顔はよく知っている。話したこともある。しかし,そのようなことはどうでもいい。後でガツンと言ってやろう。 バスの中に入る。井本は,変わらずに一部の選手たちからせせら笑われている。彼は,すでに座っているようだ。隣の席が空いている。阿部は思う。ここは助けてやろう。彼に気さくに一声かけてみる。 「おう,井本! 隣いいか!?」 目の前の彼は,一瞬その阿部の声にびくついたようだが,小さくコクリと頷いた。阿部はそれをみて,続けてみる。 「そうか……,よっしゃ! じゃあ,移動中は,捕手である俺の目線から,今日のお前のピッチングの反省をしてみようか!」 この日の試合の先発投手は井本であった。六回を投げて三失点。試合は作れたと言える。球速はこの日の最速で141`程。球を受けていて,思ったことは色々ある。ストレートのノビは案外いいほうだ。スライダーの切れがいい。得意なのだろう。制球力はまずますか。スタミナはもう少しつける必要があるだろう。ピッチャー返しの処理は相当上手だな。まるで,桑田さんみたいだ。それと。しっかりと体を強くすれば,いいピッチャーになれる素質はあると思う。 それと。阿部の具合が悪かった右太ももは大分良くなってきている。だから,マスクをかぶって試合にでるのは,もう大丈夫なのだ。
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