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第五十章 「原監督の残り任期は二年である 後編」 横田がノックをした後。 「失礼します!」と,精悍な語り口で。 すると,ドア越しからである。原監督が明朗な口調で「よく来た,入りなさい!」と。横田は改めて思う。彼の声は,中年とは思えない若々しき力に溢れている,と。「若大将」は伊達じゃない,と。 横田は,部屋に入った後,原監督に誘われる形でソファに,彼と向かい合わせに座った。玉露のお茶を奢られて。すると。 「ぶしつけで済まないが,近い将来の我が巨人軍についての投手コーチ人事についてなんだが……」 「えっ,いくら何でも藪から棒なのでは!?」 「お前が動揺するのも無理はないな。他の選手たちでも同じだろうよ。けれどもまぁ,話を聞いてくれないか」 横田の目の前向かいに悠然と座る原監督の顔つきは,「柔和な裏に,深淵なる何とやら」という感じに受け取れるほどに,心持が表れているように,横田は思った。 横田は,とりあえず,「はい」と返事をして,原監督を伺うと。彼は,凛々しい笑みを浮かべて,こう。 「ありがとう! じゃあ,単刀直入に。結論から言うぞ!」 「はい……」 「堀内さんを,来シーズンか再来シーズンに,我が巨人軍の投手総合コーチとして 招集したい!」 横田は,目を丸くしてお茶を吹いてしまい,咽(むせ)ざるを得なかった。
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