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「ほう,その心は?」 「はい。僕も原監督の補強方針には大賛成の立場です。しかし,FA補強と言うのは,次世代戦力,即ち『若手』が育つまでの時間稼ぎとして機能させるべきだと思うのです。そこは,僕と堀内さんとの共通項であると考えます」 「俺も,賛成だ」 「原監督ご自身は,すでに,将来を見据えた若手育成に着手しています」 原監督は二ッとしたようだ。 「その通りだ。先発ローテ候補を六人一組で二組に分けて,切磋琢磨させる方針はその一環だよ」 「ところで。話は変わりますが,権藤博さんは,自分だったら,抑え投手を上原さんに一任させると仰っています」 「聞いている」 「はい。新外国人にその任に着かせるのも悪くはないのですが,外国人選手には『ハイリスク・ハイリターン』が常に付きまといます」 原監督は少し神妙に戻ったよう。 「そうだな。いざ,実戦で使ってみないと分からないという掴みどころの無さだ」 「投手の場合,例えば日本と米国とのマウンド傾斜であるとか,盛り土の固さがだいぶ違いますから,違和感が生まれますよね。更に。我が国と米国との野球観の違い故,一流選手であっても,日本のプロ野球で成功を収めることが出来るかどうかは未知数なのです」 原監督は「感心するよ……」と漏らす。顔に出ている。 「はい。クイックモーションの価値観とか,打球反応に関するそれとか,諸々です。堀内さんは,ダン・ミセリさんという苦い教訓を踏まえておられます」 「うん」 「しかし。当時の堀内巨人軍の補強方針そのものは,それなりに合理性があるものであったと考えます」 「その心は?」 「堀内さんは,あくまでも適材適所で補強を行うタイプです。原監督とも共通していると思いますが,それでも。堀内さんは堀内さん。原監督は原監督です。人が違う故に,バイアス,誤差は生まれるものです。仕方がないでしょう……」 横田は,つい青色吐息。暫し,沈黙。 「……,申し訳ございません。端折りますけれども,当時の堀内巨人軍の場合,時流の理( あや)に翻弄されてしまっただけなのでしょう。結果,あんな感じで,五位です。しかし,前年は三位でАクラスでしたね……」 「よし,解った!」 横田は目を見開く。目の前の原監督は顔つき輝いている。続きを話す様だ。
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