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その一投だけで瞬間的に周りが静まり返った。 あれだけ騒いでいた二人ですら、言葉をなくしてしまっている。 束の間の沈黙に続いて投げたのは、スライダー。これもかなりキレがいい。 「おいおい・・・ブランクどころか制球そのままじゃねえか!」 隣で見ていた藤田が呆れ半分、面白半分に言う。 たしかに制球がずば抜けてるが、球の質も段違い。 先ほど投げたSFFも、ヤマ張ってないと打てなさそうだ。 審査員も唖然としてるし。 「これ、一軍レベルだな・・・」 「速攻、合格して上に行けるだろうな」 誰もがうなる投球に違いない。見物してる4人はただただ見入っていた。 ・・・これはブランク明けの球ではない。そのくらいの衝撃が、私に走った。 「・・・・・」 みずきのクレッセントを受けた時以来のゾクゾク感。 雅樹は、エース級かもしれない。 「どうした?」 「・・いや問題ない」 内心はそれどころではないが。 ポテンシャルの高い相手だと、どうしても心が踊ってしまう‥!。 次は変化球を要求してみるか。 「投げれる球を順番に投げてくれ」 「了解」 まずスライダーにカットボール、SFF、カーブ、チェンジアップ、どれも中々レベルが高い。 そして何より、コントロールが抜群。 とても、ドラフト4位のレベルではない。 「あと10球ほどで上がりだが、どうする?」 「じゃあ、1球だけツーシームいいか?」 軽くうなずく。それくらいなんてことはない。 「それと、気持ち右に意識しといてくれ」 先ほど投げなかったが、何かこだわりでもあるのか?。 考えてるうちに雅樹が動作に入り、ボールが放たれる。 それは球速を落とすことなく、鋭く右に沈みながらの変化。 忠告通り右に集中してなければ、危うく取り損ねるところだった‥。 これは右打者は打てないな。かすりもしないだろう。 雅樹のボールを全て受け終えた後、やはりエース級に間違いないと聖は思うのだった。
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