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「ほらほら、急ぐでやんすよ!」 「分かった、分かったって!」 使命感でやる気MAXの彼の足踏みがうっとうしい。時間的には十分間に合うのだが。 「そんなに急がなくても、間に合うと思うんだけど?」 「そんなんじゃプロでやっていけないでやんす」 ぐっ・・・彼にそれを言われるとは・・。 「オイラ達は4位・5位。かなり頑張らないと、友沢・六道・橘とあっという間に差が開いてしまうでやんすよ?。それでいいんでやんすか?」 そりゃあ、確かにそうだけど。 「じゃあさ、矢部君から見て俺のアピールポイントってどこよ?」 「う〜ん・・・」 結構考えてるなぁ。 自分的には捕球・送球には自信あるんだけど。 他は、・・・・・無いな。 「思いつかないでやんす」 えっ・・・まさかの無し?。 「1つも無いの?」 「とりあえず、どこでもこなせることくらいでやんすかね」 とりあえずってなんだよ。 「はぁ‥聞くだけ無駄か」 「その無駄話も済んだことだし、そろそろ行くでやんす」 「お前が無駄いうな!!」 事も無げに走り出す矢部君に怒りを覚えつつ、俺は付いていった。 少なくとも矢部君だけには先に1軍に上がってみせる!・・。 「・・・遅い」 会場のホテルで私たち3人は”彼ら”を待っている。 あと1時間ほどで会見が始まるというのに・・・ 「多分、どっちか寝坊でもしてるんじゃないのー?。こんな時こそしそうでしょ?」 水色の髪の女の子―橘がにべもなく言う。 私もまったくもって同感である。 このような場が控えているにもかかわらず、ましてやプロになるというのに・・・はっきり言ってきんつばより甘い!。 「六道、橘、まだ寝坊と決まったわけじゃないだろ?」 今度は金髪の男の子―友沢亮が冷静に返す。 「そうだったとしても、緊張で寝られなかったとかよく言うじゃないか」 やれやれ・・・といった顔で橘が返す。 「新監督が誰か知ってて言ってんのー?」 「もうだれか決まってるのか?」 「あんたたち二人は歓迎するでしょうねー・・・アタシは少し憂鬱だわ」 「誰なんだ?」 橘が私と友沢に耳打ちする。 うむうむ、あの方なら問題ないだろう。どうやら、友沢も納得している様だ。 「だから、それじゃダメでしょという話よ」 私―六道聖は頷いた。
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