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「おい、あさみ? もうその辺にして……」 「えいっ!」 言い終える前に、あさみが俺の口にボンボンを押し当ててきた。 もとい、押し当てようとした。 俺が反射的に唇を引き締めたことによって、銀紙が半分だけ剥がされたボンボンは、俺の唇をチョコまみれにするにとどまった。 「突くなよ。前歯折れちゃうだろ」 「だいじょーぶ。くっつけてあげるよ」 「永久歯なんだけど……」 そもそも、俺の部屋には瞬間接着剤しかない。 呂律ぐだぐだのあさみは、誰がどう見ても意識が朦朧としているのだけれど、それでも俺にウイスキーボンボンのおかわりをさせたいらしい。 あさみはもう一つボンボンを取り出して。 「んーーっ!」 「二刀流もやめような……」 かつてこれほどまでに乱暴なあーんが合っただろうか。 押し込んでやるとばかりにねじ込まれるボンボン×2を、城塞のように引き締めた唇で阻んでいると。 「えー。こんなにおいし〜のに……」 「俺に食わせようとしたやつをそのまま口に入れるのもやめような……」 「間接キス〜! えへへ〜」 「意識しないようにしていたことを口に出すのもやめような……」 なんというか。唾液が若干付着したチョコレートを幸せそうに食べられるというのは、なんというか。 変な気分になるのも致し方無いというか。 「それなら、えいっ!」 「もがっ」 とうとうあさみが実力行使に出てきた。 というのは、俺の口を強引にこじ開けようと、唇の隙間に指を突っ込んできたのだ。 白磁みたいに白い指が口内に侵入する。触れられないようにと舌を引っ込めたが、そのせいで抗議の声が上げられない。 結果、されるがままになってしまい。開かされた口に、ボンボンが押し込まれた。舌先にチョコレートが触れ、つまりは返品不可能になってしまう。 仕方がないのでちろりと舐める。やはりというか、甘い。チョコレートなのだから当たり前といえば当たり前だが。
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