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練習するとはいってもまず方向性を決めなければ何も進まない。だからまずこれまでの高校で残してきた成績などから自己分析をすることにした。 練習終わりに大体の部員が帰った後、スコアブックを借りて読み返し、自分の成績を書き出してみた。 投手としては防御率4.02、奪三振率9.92、与四死球率5.46、被打率.233。そしてこの前の試合で計測した球速はMAX127キロ。 球速の割には奪三振能力があるのはフォークの存在が大きいのだろう。夏までの課題としては球速を130キロ以上を出すのと制球力の向上だな。 打者としては打率.302、通算5本塁打。 3割に乗っていたのは意外だな。まあ、打撃は二の次だな。まずはエースになることを最優先だ。 「おー! 愁が練習後に残ってるじゃん。明日は台風だな。」 部室笑いながらそう言ってきたのは主将の島井 剛(しまい つよし)。 剛はノースリーブのアンダーシャツ姿でタオルを首にかけていた。 「うるさいなー、たまには俺だって残ることあるじゃん」 俺はスコアブックを閉じながらそう言った。その俺に剛は笑いながら答えた。 「残るっていっても誰かと遊びか遊びみたいなことしてるときだけじゃねーかよ、遊び以外で残ってる高校三年目にして初じゃねーの?」 「し、失礼な。俺だって居残り練習くらいしたこと……」 いや、今考えてみたけど確かにない。遊びみたいな野球するために残ったことはあったけど、意識高い系の居残り初めてだ。 剛はタオルを自分のバックに放り投げると、部室の入り口の近くにあったマスコットバットを手に取りながら言った。 「思い出してみたけどなかったんじゃないのか? 居残りの経験」 「ああ、全然ねーわ。困った野郎だな」 剛は「お前の事だけどな」っと軽く笑いながら言った後部室を出て素振りを始めた。 剛が手に取ったバットは一年生の時から剛が使い続けてきたため、ほぼ剛専用バットのようになってしまっているものだ。 剛は1日500スイング以上するなどしてこの高校で一番練習する。だから主将に選ばれた。残りの期間、俺は剛以上にやるぞ。使える時間は全部野球に使ってやる。
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