スレッド
一覧
新規
スレッド
ワード
検索
過去
ログ
ホームに
戻る
ザツダン
掲示板へ
記事観覧
> 記事修正フォーム
記事修正フォーム
題名
名前
コメント
神奈川県にはMAX160キロを計測するスーパーエース、天野 優希(あまの ゆうき)がいる。 それに加え天野は切れ味抜群の変化球、精密なコントロールを兼ね揃えるまるで弱点のない投手だ。しかも天野の所属する湘世学園(しょうせいがくえん)は超名門であり、過去に春2回、夏に4回甲子園を優勝した実績がある。 俺の所属している陽谷高校(ようこくこうこう)が甲子園に行くにはこの超名門を倒さなければならない。 しかし、神奈川は湘世学園だけの地区ではない。他にも陽谷高校との戦力差が大き過ぎる強豪校はいくらでもある。 そのため、剛には出来るだけ強豪校とは当たらないブロックを引いてきて欲しかったのだが……、まあ仕方ないな。 初戦は問題さえ起きなければ勝てる相手だ。しかし、強豪校が順当に勝ち上がってきたと仮定したそれ以降の対戦相手を見てみると地獄のようなトーナメント表になっていた。 まあこればっかりは仕方がないな。湘世学園とは準々決勝でぶつかる事になる。そこまで勝ち進めればの話だがな。 ざわめく部員達に剛は冗談気味に謝っていた。 正直、強豪校と当たろうが大した問題じゃない。むしろ大歓迎だ。俺の力を示すことができる。普通のトーナメントより目立てる。 「愁、いよいよだな」 「剛か、ああ。楽しげなとこ引いてきたな」 剛は最初は苦笑いしたが、すぐに表情は力強いものに変わった。 「おまえ、俺が引いてきたブロック内心嬉しいだろ」 見透かされているようだ。俺のことをよく分かってやがるな。 「どこでも一緒だよ。絶対俺たちが甲子園に行く。その結末はどこでも変わらないからな」 「おー! カッコいいじゃん!。よし、みんなで円陣組むか! 掛け声は愁ってことで!」 そして剛は俺の肩をバシッと叩いた。 「え、ウソだろ……」 「嘘じゃねーよ。全員、愁を囲んで集合だ!」 剛の号令に全員が集まり、やがて俺を中心に綺麗な輪ができた。……やるしかないな。 俺は両手を両膝に起き、中腰になった。 「えーっと、いよいよ夏大だな。この一年の集大成を見せてやろうぜ」 大きく息を吸い込んだ。 「行くぞ! 甲子園!!」 部員達の声が響く、いつもならうるさくて嫌になるが、今回の声はなぜか嫌では無かった。
0文字/1000文字
文字の色
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
イメージ
パワプロくん
矢部くん
猪狩守くん
猪狩進くん
阿畑さん
早川さん
友沢くん
橘さん
六道さん
久遠くん(11,13)
犬河くん(11)
猫神くん(11)
絵里さん(11)
六道さん(制服)
蛇島くん(13)
みこさん(14)
ボール(イラスト)
野球用具
球場1
球場2
球場・喜び
球場・整列
甲子園・外
バッティング
バント
スライディング
ピッチング
キャッチャー
守備
打つ瞬間
審判
応援団
学校
教室
携帯電話
スマートフォン
パソコン
飛行機
管理者用
[
イメージ参照
]
URL
パスワード
(修正不可能)
クッキー保存