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陽谷高校監督、幸田は水谷の急成長にようやくか、と感じていた。入学直後から時々衝撃的なボールを投げることや打撃を見せることがあった。 しかし、水谷の欠点は明らかなサボりぐせには手を焼かされていた。どんな練習メニューを用意してもうまくサボる。 ランメニューの直後などで水谷が限界を迎えている姿は見たことがなかった。しかし、最近は毎日限界な姿をみる。 なにがあったのかは分からないが、これはとても喜ばしいことだ。 それにしても、この短期間だけでここまでの成長とは、過去に見たことがない。 20年間監督をしてきたが、将来性も含めて間違いなく過去最高の選手。夏の大会はなんとしても勝ち進んで上のステージに進めてやりたいのだがな。 組み合わせが悪すぎる。おそらく今のベストの水谷なら強豪でも抑えるだろう。だがベストでならの話。 これだけ強敵が続くなら投球のクオリティも下がってしまうだろう。 しかも、最近の練習試合をみてもスタミナに難がありそうだ。大会をすべて投げ切るなんて不可能だ。過去にサボってきたのが影響だな。 水谷を含めた三人の投手をうまく回す以外には勝進めないな。 幸田がタバコに火を付けようとしたとき、部屋がノックされた。タバコに火を付けるのをやめ、部屋のドアを開けた。 「島井か、どうした?」 「失礼します! 大会について相談があってきました」 「入れ」と一言言って島井を監督室の中に入れた。 椅子を二つし、二人とも腰をかけた。そこで島井が口を開いた。 「水谷なんですが、監督も気付いていると思うんですが、スタミナがありません。正直全力投球だと5.6イニングが限界です。大会を勝ち進めるにはその弱点をうまく隠す必要があると思います」 「そうだな、俺もそれは丁度考えていた。なにか考えがあって来たんだろ? 話してみろ」 「はい! まず一回戦なんですが……」 二人の話し合いは一時間に及んだ。幸田は神奈川を制すなら今年以外あり得ない。そう感じたのだった。 こうして、夏の大会を迎える。
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