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試合開始は9時、第一試合だ。暑くなる前で助かった。俺は暑いのが嫌いだからな。 それにしても、もう始まってしまうとは早いものだな。 既にスターティングオーダーは発表され、試合前の円陣を組んでいる最中だ。剛がなんだかいい話をしている風な感じがする。 それにしても六番ピッチャーか、気に入らねえな。 「おい愁! おまえ聞いてないだろ!」 ばれてしまったようだ。 「いやいや、聞いてるよ。初戦だからがんばろーね。だろ?」 「そんなことは言ってねーから、まあその感じだと緊張して炎上するなんてことはなさそうだな。安心したよ」 「当たり前だ。初戦から躓いてられるかよ」 この言葉を聞いて剛は安心したような表情をし、いつもの掛け声をかけて円陣を解いた。そしてすぐにベンチに座ろうとする俺に声を掛けてきた。 「いいな、さっきブルペンで話した通りだからな」 念を押すように言ってくる。そんなに重要とも感じないんだがな。 「分かってるよ。ストレートは七割くらいの力で、コントロール、変化球重視のピッチングだろ? さっき何回言われたと思ってんだよ」 「愁だったらすぐ首振ってきそうだから念を押してんだよ」 「そんな問題児じゃねーよ。それに今日の相手ならそんな想定外のことなけりゃ余裕だろ。行こうぜ、もう始まる」 審判が出てきていた。まもなく始まる。俺たちはベンチの前に並び、審判の声と同時に両チーム整列した。 挨拶を終え、後攻の俺たちは守備についた。 綺麗な荒らされていないマウンドを踏む。やっぱり気持ちいいな。投球練習でマウンドの感覚を確かめる。 いい、ボールも走っている。今日は打たれないな。 七球の投球練習を終え、いよいよプレイボールだ。初球、カーブのサインが出る。それに首を振る。違うだろ。初球はそれじゃない。そう、当然それだろ。 なんだか剛から呆れたようなオーラが出たが、初球だけだから許してくれ。 ゆったりとノーワインドアップの動作に入るとサイレンが響きはじめた。 力むな、力を入れるのはリリースの瞬間だけ!。 この大会の運命を占う第一歩を投じた。 ストレート全力投球。剛の構えるアウトローからはズレて真ん中低めあたりにいってしまったが、打者は反応できていない様子だった。
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