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〜〜〜「2話 技巧派」〜〜〜 俺は今ブルペンで投げ込みを行っている。 マウンドとキャッチャーの真上には天井がある。公立の割には立派な設備だろう。 グランドは両翼90m前後、センター110m十分な距離だ。 フェンスの奥のネットは高く、うちの高校にはあの距離、あの高さを越すこと出来る打者はいないだろう。 「隆希! さっさ投げろ!」 三年の橋本 光一さんだ。 俺は頷くとワインドアップからストレートを投球する。最速124キロ程度でとても強豪校に通用するとは思えない。 大会でキャプテンが勝った直後に第一シードと試合とかふざけたとこ引かなければいいけど。 チェンジアップ、カーブ、カットボール、縦のスライダー、ツーシームを自在に操ることが出来るが、強豪校にとっては打ちごろかもしれない。 まあサウスポーだから5キロプラスして129キロってことでいいか。 大分県ならこの程度でも十分通用するかな?。 「チェンジアップいきまーす」 俺の投げたボールは見事にボールの勢いが死んでいた。タイミングを外すには十分すぎる。 俺は橋本さんからの返球を受け取ると橋本さんに見えるように手首を2回、回転させた。 次はスライダーを投げると伝えている。 セットポジションから投球した。 右打者にとっての内角の真ん中に軌道をとっていたボールはフッと軌道を変えて低めに決まった。 「絶好調だな」 橋本さんがニヤニヤしながら返球してきた。俺も笑って「絶好調です!」と答えた。 俺が次のボールを投げようと振りかぶったとき、金網を乗り越えて誰かがブルペンに入ってきた。 「ビックニュ〜ス、土曜日成涼と練習試合決定した。明後日だな」 キャプテンの高山 尚(たかやま たかし)さんだ。 尚さんはそれだけ言うと再び金網を乗り越えてブルペンを出た。 「尚ー! 今度は普通に入り口から入って来いよー!」 橋本さんの言葉に尚さんはこっちを見て「了解!」と言い親指を立てた。 それを見て俺は微笑むと一塁側ベンチの上を眺める。そこには「大鳳(おおとり)高校専用グランド」と書かれた横断幕が緑色のネットに吊るされている。
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