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〜〜〜「3話 変則投球」〜〜〜 俺は後からやってきた裕貴への怒りをどこにぶつけたらいいか分からず。 グランドのバックネットを蹴り続けている。気がつけば俺の隣に橋本さんがいた。 「大丈夫か隆希? 頭でも打ったか?」 橋本さんは手のひらで2回、軽く俺の頭を叩くと笑って500MLのポカリを俺の頭の上に置いた。 「思うんですけど日曜から大会なのに土曜に練習試合組むとか狂気の沙汰ですよね?」 俺は頭の上のポカリを取るとキャップを外し一口飲んだ。 「まあお互いこの大会でいくら頑張ってもシード権は手に入らないからな」 俺は自分の左手の指先を見た。そして決意した。 まずは試さないと、あいつの、裕貴の度肝を抜いてやる。 「橋本さん、明後日の試合で試したいことがあるんです」 「なんだ? 言ってみな」 「変則投球を…試したいんです」 覚悟は決まった。あとは結果が残せるかどうかだ。 そして迎える。対成涼高校戦。 試合は1試合。午前10時試合開始の予定だ。アップは向こうで済ませて来ると言っていたらしいので、来るのはたぶん9時半頃だろう。 現在は9時10分頃、もうちょいしたら来るかな?。 ちなみにウチの先発投手は三年生の山本さん。 ストレートは130キロ出ないが制球力と多彩な変化球を武器とする投手だ。 俺達で裕貴から何点取れるだろうか? 良くて2点くらいだろう。 ということは、投手陣は出来ることなら相手を0に抑え込んでおかなければならない。 相手の打線はそこまで強力ではないはずだ。なんとかなるか?。 丁寧に低めに投げていれば簡単に点は取られない筈だ。そう、筈だった。 試合がはじまり俺たちは気がつく。俺たちは、弱者だと。
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