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先生が授業で問題を出したとき、当てないでってときにかぎって指名されてしまう。 そろそろ宿題を忘れてしまうかも、って思ったら本当に忘れてしまう。 悪い予想ばっかり当たってしまうように感じるのが、現実ってものなんだろうか。 そんなの信じたくない。 放課後のことだ。 やっちゃった! と思った瞬間にはもう遅くて、案の定、美術室の扉が開いてしまった。 「入部してから1年間見てきたけれど、あなたはそそっかしいじゃ済まないわね。 気をつけなさい、っていつも言ってるでしょう」 開いた扉の先から現れたのは永井先輩だった。美術部の部長だ。 この惨劇を見た瞬間に、お約束と言わんばかりに、私をたしなめた。 情けない気持ちで、私は胸が一杯になってしまった。 美術室の中、永井先輩と私の立つ間の床には、パレットとか油絵に使う道具が散らばっていた。 「さあ、ぼうっとしてないで、片付けなさい」 永井先輩は私にそう言うと、私を通り過ぎて、においがこもるから、と言って、窓を開けた。 充満しかけていた油のにおいを潮風がすっと包み込んでいった。 私は、と言えば、永井先輩の一挙手一投足をただ見つめているのだった。 永井清美(ながいきよみ)先輩は、とても美人だ。 クールビューティー。 ショートの黒髪は窓からの光をあびて、先輩の顔をきゅっと映えさせている。 背も高くて、切れ長の眼が、とても知的に見える。 風に吹かれてなびく黒髪を見ていたら、シャンプーのコマーシャルに出ていそうだな、って思った。 永井先輩みたいになりたくて、憧れる。 残念なことに、私は歳月が見事なドジっ娘に育ててくれたらしい。 でも、はっきり言って自覚はない。
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