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渚東高校は、制服が可愛い。それは私がこの高校を選んだ理由のひとつでもある。 中学生のとき、私には行けそうな高校がいくつかあった。 学力の優れたところは1個もなかったのが、口惜しいけれど。 どこを選ぶかと言う問いに答えを出すひとつのポイントがこれだったと言うことだ。 やっぱり可愛いものには目を奪われて、自分が手にしたときは誇らしいものだから。 渚東高校の制服は、かわいい。ただ、ひとつだけをのぞいて。 息を切らせながら、私は下駄箱で学校指定の靴に履き替えた。 足元を見て、深くため息を吐いてしまう。 どうしてもっと可愛いのにしてくれなかったんだろう。 制服は凄く可愛いのに、1年間履いてよれよれになった黒いこの靴。イマイチ。なんか、納得がいかない。 玄関から出て校門へ向かっているときに、携帯電話が鳴っていることに気付いた。 鞄から取り出して開いてみると、1件のメールを受信していた。 From 上田香奈 Sub いつもの場所で待ってて♪ 今日ゎ部活はやく終わりそう(^^)y☆ 遊ばない? 今日遊びたい気分なの\(*`∧´)/ 香奈ちゃんからの誘いだ! 私は携帯を閉じて、急いで指定の場所へ向かった。 その場所は、校門近く、武道場方向へ少し進んだところにひっそりと、だけど雄大にそびえ立つ1本杉の下だ。 私たちの待ち合わせ場所はここが定番だ。 そろそろ花粉のヤバイ時期にこの場所を指定できるのは、私たちがNOT花粉症グループだからなのだ、えっへん! この木には噂がある。 ここで告白して成立したカップルは別れることはない、ってどこにでもあるようで、それでいて信じられない伝説だ。 私たちがここで待ち合わせるのにはそれにちなんだ理由がある。 香奈ちゃんが「私たちの友情がずっと続くように」と言い出したのが始まりだった。 まだ来ない香奈ちゃんを待つ間、携帯にイヤホンを付けて、音楽を聴いていた。 流れて来る曲は、どれも私のことを歌っているような、でも、全然違うようで。凄く歌詞に共感できたり、ありえないと思ったり。 私のことをちょっとでもわかっているのかな、と思うと、何だか少し切なくなった。
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