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1 まだ少し冬の寒さが残っており、春の訪れとは、まだまだ言えそうにない時期だった。 小波は、入学式よりも1ヶ月早い今日、あかつき大附属高校の門をくぐりぬけた。 理由は単純明快、野球部の試験があるからだ。 この試験に受かり、受験で合格すれば、あかつき高校の野球部に、入ることが出来るのだ。 しかし、もし試験に落ちてしまうと、仮に受験で合格しても、野球部には入部することが出来ない。 それを避けるため、この試験は、受験の1ヶ月ほど前に、行われるのだ。 「うわっ、多いなぁ」 試験会場に着いた小波は、まずその言葉を発した。 確かに、試験会場には、軽く300人はいるだろうという人数が、押しかけていた。 あかつき大附属高校――甲子園出場春夏合わせて47回、優勝6回の名門校。 誰もがその強さに憧れ、あかつきで野球がしたい、そう思うようになる。 だが、あかつきで野球をする、というのは、誰にでも与えられた権利ではない。 この300人の中で、受かれるのは毎年大体30名近く、実に9/10の選手は、試験の段階で落とされてしまう。 小波も、そのことは知っていた。 しかし、それでもあかつきで野球がしたい、そう思う気持ちに、嘘はつけないのだ。 「君も入部希望者でやんすか?」 始まるのを待っていた頃、小波は後ろから不意に声をかけられた。 そこには、丸渕眼鏡をかけた、お世辞にもかっこいいとはいえない青年がいた。 「そうだよ、君もかい?」 小波は自然に、眼鏡の青年へと返した。 「そうでやんす。おいらは”矢部明雄”というでやんす」 「僕は、小波勇気だよ。よろしくね」 「よろしくでやんす」 がっちりと握手を交わす2人。 このとき、2人は何故か、以前からの親友であったかのような親しみを覚えていた。
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