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「さて、ではこれから、あかつき高校野球部入部のテストをする。 それぞれ、まずは近くにあるゼッケンをつけろ」 それから30分ほどしたころ、スピーカーから、突如音が流れてきた。 小波と矢部は、それに従い、ゼッケンの方へと向かった。 「お、僕は77だ、やったね」 「おいらは42でやんす……。何で一緒にとりに言ったのに、こうもかわるでやんすか!」 少し熱くなっている矢部を小波が宥めつつ、スピーカーの音が聞こえるよう、場所を移動した。 「よし、じゃぁ、これからテストを始める。 テストのやり方は簡単だ。投手希望者は、2年生の野手と一打席勝負をしてもらう。 野手希望者は、2年生の投手と勝負だ。投手なら抑えれば、野手なら出塁すれば、合格だ。 なお、受ける順番は、俺がくじをひき、当たったゼッケンの番号のやつが受けることになる。以上だ。 ではまずは……」 スピーカーの男は、有無を言わさない、といった感じで、ひたすら喋っていく。 しかし、小波は軽い不安を覚えていた。一打席勝負で、俺に打てるのか――と。 だが、そのとき、ふと頭に映像が浮かんだ。その映像は、小波の心に、火をつけるものだった。 『そうだ、やらなきゃいけないんだ……絶対に!』 「いよいよ始まるね……、絶対やってやろう、矢部君!」 気合十分とばかりに、小波が矢部へ言った。 矢部は、少し反応がおくれながらも、「お、おうでやんす」と返す。 一世一代の大博打が、今始まろうとしていた。
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