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〜第13話・進化した喜多川〜 時間は午後4時。ついに試合が始まった。阪神の喜多川はマウンド上で自信に溢れた顔で軽く肩慣らしをしている。 「あいつ・・・前よりもノビがある球を投げてないか?」 大引がぼそっと言う。その言葉を聞いた石井は、よく喜多川の投球練習を見て言った。 「確かにノビが良くなってますよ喜多川の奴。それに相変わらずコントロールもいいですね。捕手の指定したコースに推定で誤差2センチ以内で入って来てます」 石井がぞっとしながら腕を組んだ。 「俺たちだけじゃなく、喜多川も成長してたって訳か・・・。今日の試合も厳しくなるぞ・・・」 大引が厳しい顔つきで言った。 「プレイボ――ル!!」 審判の声とともに、両軍ベンチの視線は、喜多川と1番打者である飯田に移った。 喜多川は大きく振りかぶり、力強く第一球目を投じた。キャッチャーミットに弓矢のような鋭い球が突き刺さる。飯田は、喜多川の球のノビが良くなっているのを確信し、再び構えた。 (大丈夫だ・・・球をよく見て当てて行けば打てない球じゃない) 飯田は自分に言い聞かせた。そして第二球目。 キィン! ファ――ル 飯田はアウトローのきわどい速球をおっつけてファールにした。前回と比べて球の球威までも上がっている。飯田の手はビリビリとしびれた。 「やっぱり威力がある球だな」 ブルペンから投手コーチの健太が帰ってきた。 「あ、前田コーチ。やっぱりって喜多川の球を打った事あるんですか?」 隆浩がベンチから立って聞いた。 「いや、勘が当たっただけだ。喜多川は足腰が強い。それに腕の振りだってすごく早いだろ。球が重いはずさ」 隆浩はなるほどとつぶやきながら、自分のバットをボックスから引っ張り出した。 キィン! ファ――ル 飯田もなんとか打ってやろうと必死に食らいついている。初回ながら、マツダzoomzoomスタジアムは大歓声が響いていた。
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