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喜多川はロージンの粉を手につけると、深呼吸をして第二球目を投じた。アウトコース一杯に速球が入ってくる。しかし、そこから微妙に曲がった。カットボールだ。隆浩はバットを止め、ボールで逃れた。そして第三球目、インハイのストレートを隆浩は叩く。しかしぐんぐんと切れていきファールとなった。 (喜多川、使うぞ新球種を) キャッチャーの阪田が正確にサインを出し、コックリとうなずいた喜多川は、第四球目を投じた。なんと、140キロのボールが真ん中低めの甘いコースに入って来た。隆浩は見逃さずにその球をジャストミート・・・するはずだった。しかし、その球が見たこともない変化をしだした。140キロのストレートにブレーキがかかり、ストンと滑り落ちてきたのだ。芯を外された隆浩は空振りし、あえなく三振に倒れてしまったのである。 この球にスタンドは呆然、そしてベンチは騒然。 「あ、あの球は・・・」 飯田が汗を流しながらつぶやいた。変化球の知識があまりない飯田に対し、キャッチャーのため変化球に詳しい大引が説明し始めた。 「フォッシュだな。日本球界ではあまり知られていないから驚くのは当たり前だろうな。横回転で、ブレーキがかかりながら滑り落ちる特殊な変化をする球だ。だが、喜多川のフォッシュはかなりキレがいいし変化量も多い。打つのは難しいぞ・・・」
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