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「監督、俺やります!」 隆浩のその言葉を聞き、清水はにやりと笑みを浮かべ、大声で言った。 「川井隆浩、1番センター!」 こうして、隆浩がトップバッターとして打席に立つ初めての交流戦が始まった。 今日の相手はソフトバンク。好調な投手陣が光り、2位につけている。 『1番、センター・川井。背番号07』 そのアナウンスを聞いたカープのファン達はどよめいた。 「川井が一番なのか?」 「飯田はどうしたんだよ」 やはり1番は飯田だと思っていたのか、いつまでたってもスタンドはどよめいている。 「…やはり観客は飯田のケガをまだ知らんようだな」 打撃コーチの栗原が、ベンチから身を乗り出して言った。 一方の隆浩は、飯田の代わりに1番をやりきってやろうと必死の思いで打席に立っていた。 そして第一球目、137キロのストレートが隆浩の胸元を通り過ぎる。ボールだ。 相手投手の石川は、少し間隔を空け、第二球目を投げた。 135キロ程と思われる直球が、真ん中低めに投じられた。隆浩にとっては絶好球だ。 隆浩は正確に、かつ鋭くバットを振った。 そのとき、直球が突然軌道を変え、鋭く落ちた。フォークボールである。 135キロ、石川のフォークボールに、隆浩のバットは空を切った。 次は何が来る?ストレートなのか変化球なのか。 以前までは、石川のフォームが変化球と直球とで微妙に違っていたため、大体予測はついた。 しかし、今の石川は違う。直球と変化球との微かなクセを直して来ている。 こうなると、ただでさえコントロールとスタミナのある石川からヒットを打つのは難しい。 隆浩は、これまでにない重圧を感じていた。なぜなら、この打順は本来の自分の打順ではない。 飯田という先輩の打順なのだ。本来の3番なら、こんなに緊張することはなかった。 隆浩は初めて、1番打者に座る者の緊張感と重圧を味わった…
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