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第111話〜先取点〜 「3番ショート、池田君」 7月中旬セミが鳴き日中は動くと汗が出る気温の中、甲子園を向けた試合は行われていた。 池田は一礼してから打席に入る。 『2年生ながらプロ注目の大木…手ごわい相手だがこいつを倒さないと先には進めん、か…。』 池田は高橋を見つめながら心の中でつぶやく 高橋は投球モーションに入り、池田はボールが来るのを待つ。 「ボール!ワンボール!」 「ん?」 池田はふと何かを感じる。 2球目も大きく外れてボールになり、池田の疑問が確信へとかわる。 池田は高めに浮いた変化球をとらえ、見事に打ち返す。 ボールが転々とする中池田は一気に三塁を陥れ再びワンアウト3塁のチャンスを作る。 「4番キャッチャー、吉村くん」 アナウンスされ、吉村は打席に入る 『橘さんの時から感づいていたけどこいつ今日あまり調子よくないんだな…。点取れるうちに取っておかねぇと後がきついっての』 吉村はチャンスに気合を入れる。 『なぜ、高めに抜けるんだクソ…』 大木は池田の打たれた悔しさなのかいらだちを隠せない。 そして冷静になる前に投げ込んだのか大木はボールから手を離した瞬間にあっと声をあげそうになる 加須シニアでも4番として活躍してた吉村が失投を見逃すわけなく、豪快に振りぬく。 心地の良い音色に聞こえる金属音から放たれた打球は美しい青空を撃ち抜かんというばかりに大きく舞い上がりグングン奥へ奥へとのび、柵を越えたところにボールは落ちる 吉村は冷静に淡々とベースを一周する。 「ナイスバッティング!」 池田は笑顔で吉村を迎える。 吉村は照れ臭そうに笑みを浮かべ 「あざます。池田さん、あんたこそナイスタイムリーでしたよ。そのおかげで僕も打てたんで」 吉村も池田のタイムリーに感謝するかのように言いベンチへと戻っていく。 3番のタイムリー4番のホームランで効率よく先制した氷水高校。9回までははるか遠く相手が相手だけに油断は禁物だが、ともあれ大きな先取点である。 その後大木は立ち直り後続を打ち取る。 黒木は初回気合を入れてなんとか三者凡退に抑える。
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