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第112話〜悪夢〜 氷水は不安定な大木を攻め続け4回までに8点差と大量リードを広げる。 「よっし、8点差!このままいくぞ!」 池田は満面の笑みでグラウンド向かう。これから始まる神の悪戯による悪夢の主役に選ばれているにも知らずに… 『まさか平沼相手に序盤で8点差をつけられるなんて、おれたちこのまま勝てるんじゃね?』 池田はショートの守備位置で点差を考えて心の中でニタニタしてる。 キィンと鈍い金属音が響く。 「ショート、打球行ったぞ!」 吉村はマスクをとり池田に指示する。 池田は吉村の声に気付きとっさに反応する 「…え?あっ。」 しかし池田は打球を見てなかったのか簡単な打球を後ろにそらしてしまう 荻野が慌ててバックアップし中継の橘にボールを返す。 橘は荻野から受け取ったボールを黒木に返しながら 『池田先輩らしくないな…どうしたんだ。』 橘はボールを返した後少し池田の方を見つめる。 吉村は黒木の投球をとりながら顔をしかめる 『くそ、球が浮いてきてる…。飛ばしすぎた黒木さん』 マウンド上の黒木は肩で息をしながら投球を続ける。 相手はセーフティー気味にバントをしかけるが強すぎて黒木の正面に転がる。 黒木は躊躇なく2塁に送球するが、池田がまたしても簡単な打球を弾いてしまい。ノーアウト2塁1塁となってしまう。 黒木は少しガクッとする。それもそうだろう。本来ならばツーアウトランナーなしのはずがこのザマなのだから。 『くそ、どうしてこんな…』 黒木は内心イラつく 『強豪、名門相手に一つのミスは命とりなのに…それも平沼相手なんかに…!」 吉村も黒木同様もはや平常心なんかではない。 こうなってしまえばもう待ってる未来は一つしかない…。 直後東海大平沼は気落ちした黒木をまるで嬲り殺しにするかのように連打連打で大量得点を重ね一気に逆転をする。 投手を一年の赤田にかえても荷が重く吉村のリードも精彩を欠き勢いを止められない。 池田の慢心と油断、そしてバッテリーの精神の弱さが招いた惨状。それは炎天下の中で招かれた地獄。 結果は8-21と東海大平沼に勝利し大勲章を上げるどころか東海大平沼の強さを逆に見せつける試合となってしまった。
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