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第120話〜4番センター〜 「ルナ、ちょっと来い。」 黒木はベンチに戻ると吉村を呼び出す。 「お前さっきの菅原に対するリードなんなんだ?ふざけてるのか?」 黒木はいつもでは見られない珍しく真面目な口調で吉村に問う 「それは俺が聞きたいです。あそこはカーブを続けるべきなのになぜ勝手にシュートを…!」 吉村も食い下がらず黒木に反論する。 一歩間違えればお互いに殴り合いかねないほどの緊張感が二人から伝わってくる。 黒木は苛立ちを隠しながら 「あぁ?野郎が少しずつ俺のカーブにタイミングあってきてただろうが。それにてめぇは試合考えずにあの打者だけとの勝負にこだわりやがって…!試合中は私情捨てろ。バカがっ。いいか試合に集中しろ。試合を考えた配球をしろ。」 黒木は表情こそ隠しているが口調からは明らかにイラつきを隠せてない。 グラウンドに見渡すと2人が口論していると橘が出塁して3番打者の蓮本が打席に入っていた。 吉村はこの試合5番に入ってるため急いで準備をする。 準備がなんとか蓮本が凡退するまでには間に合い、荻野が打席に向かうと同時に吉村もネクストバッターズサークルに向かう 「4番、センター荻野くん」 荻野は今大会の絶好調さを買われてこの試合からついに4番に昇格した。 『今大会打率5割を超えているやつか。厄介だな…』 大木は目で橘に牽制してから荻野に対し1球目を放る。しかし汗で滑ったのかふわりと浮いてしまう 『きた。』 荻野は来た球に素直に反応しボールを弾き返す。 鋭い金属音とともに打球はまるで銃弾のような低空ライナーでライトへと向かう。打球は失速せずにそのままスタンドへと突き刺さる。 荻野はうれしそうな顔でダイヤモンドを一周する。それもそのはず。この一発は荻野の野球人生初ホームランなのだから。 今の荻野は失投など見逃すはずがなく間違いなくスタンドに運ぶ。…という雰囲気が強く。本人も今はどの球でも見えるそんな自信に満ち溢れていた。
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