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第135話〜橘と荻野〜 気が付くとあたりはすでに暗くなっており、時計も21:00を指していた。大橋から練習終了と言われるとへとへとになりながら部室に向かう部員たち。しかしユニホームや顔は泥だらけ、相当大橋にいじめられたというのが目に見えて分かる汚れ具合だ。 「オギ、この後暇?」 橘はユニホームを脱ぎアンダーシャツ姿で荻野に話しかける 荻野はYシャツを着た後携帯画面で髪型をいじりながら橘の声に気付く 「暇だけど、なに?」 荻野は返答しながら携帯をブレザーにしまう。 「よっしゃ、じゃあごはん食べにいこーよー。駅前に新しい店できたんだ。」 橘はニコニコしながら言う 荻野は暫く考えたのち橘の方を向く 「えっと…あの店、か…。僕も行きたいと思っていたし。いいよ」 荻野も橘が行きたい店がわかるのかあっさりと肯定する。 練習が終わったというのにきつい坂を下り、長い道を下るのはさすがに気が遠くなる。でもくだらなければ帰れない。そんな僻地にある学校だ。それが運動部の強い証拠なのかもしれない。 「寒っ」 部室の外に出ると思わず声に出てしまう。 練習中は気が付かなくても練習が終わり帰る頃になると冬の寒さに改めて気づかされる。 何分か歩きようやく駅前に出ると、つい最近開店した店に橘と入る。 荻野たちは店員に案内され、空いてる席に座り、メニューを注文すると運ばれるのを待ちながら話しこむ。 「…別にいいんだけどさ、練習が長いと茜ちゃんと帰れないのがちょっと不満だな。」 荻野は急に何を言いだすかと思えば茜のことだった。橘といるときはいつもこういう話をしているのか何の戸惑いもなく橘にボソリと言う 橘は一瞬真顔になった後以前の顔に戻る 「オギってば。僕といると絶対に1回は神原さんのことぶちこんでくるよね、でも仕方ないだろ。練習長いと終バス終わるし、そもそも距離遠いし、僕たちと歩いても内心不安だと思うしね。街灯の少ない通りだし…」 橘は橘でいつも通りなのか荻野に素早くツッコミいれる。 「でも、オギ。僕が君を呼んだのはいつも通りのこういう話をするためじゃない。前から疑問だけど外野からはいい送球するのになんで内野だと送球が大きく乱れるんだ?」 橘は真剣な顔で荻野に問い詰める。
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