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第146話〜超重量打線〜 『全て捉えたつもりだった、だが一つとてスタンドに行かなかった。これが奴の今の力なのか?面白れぇじゃねぇか』 西宮はベンチに戻り、帽子を被りなおしファーストミットを取り守備位置に向かう 『あの打球の強さ、速さ…上に上がってれば行かれてた。いや、グラブを出してなければフェンスまで到達していた。』 紅はグラブを外すと捕球したところと思われる手の部位を見つめながら軽く右手で左手を揉む。捕球した時の打球の強さのおかげで手でも痺れたのだろうか。 ふと何かを思い出したかのように紅は口を開く 「神原、昨日のミーティングでも聞いたが今一度土佐高校の情報を教えてくれ、特に奴4番の西宮秀忠について教えてほしい。」 紅は顔だけ茜の方に向けて話す。 「あ、はい。ちょっと待ってて…えっと。土佐高校はチーム平均の背筋力が180kgを軽く超える超重量型打線。で特に4番の西宮君については、昨日のミーティングでは話していなかったけれど。背筋力は210kg。そしてスイングスピードは156km。それを特徴するのが春の甲子園大会の1回戦、福岡代表の小倉北高校戦の第3打席で小倉北の2番手川本君から試合を決める140mの超特大アーチを放っているの。」 茜は珍しく紅から話しかけられ驚き敬語になりつつもノートに書きまとめ情報を再度読み上げる。 「やっぱ、ぜってぇやるスポーツ間違えてんだろ土佐の連中…。ルナ、お前の背筋力とスイングスピードいくつだっけか」 「背筋力は170kg、スイングスピードは149kmです。」 吉村は力の違いに絶望したのか声のトーンを落とす。黒木は吉村の数字を聞くと露骨に分かるような落胆をする。 紅は成瀬に視線を向けた後一塁を守る西宮に向ける 『西宮は次元が違う。シニアの時に一度対戦すれば対策法はある程度は分かる。うちは守備重視とはいえ上を行かれたら鉄壁の守備でも無駄だ防ぎようがない。逆方向にも弾き返すことができ選球眼もある。…だが、高みに行くために打たせはせん。今の俺の全ての力をぶつけてみせよう。』 紅はこの試合は絶対に西宮には絶対に打たせない。と自分に言い聞かせる。
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