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第146話〜荻野対成瀬〜 荻野はゆっくりと左打席へと向かい、打席に入る前に審判にお辞儀し 打席に入ると成瀬の方を見渡しながらグラウンドを見渡す。 『打席からの景色はやっぱりいいや…なんて呑気なこと言ってる場合じゃないけれど…秋の大会で高打率を叩きだした僕の力をぶつけてやる!』 荻野はキッとし成瀬に相対する。 成瀬は初回に続きこの回も力で押すのかストレートから入る。荻野は辛うじてバットを出しキィンと弱弱しい金属音、打球はファールゾーンに転がる 『さっきより速い…完璧に油断してた。でも…』 荻野はバットを成瀬の方向に向けてから元のポイントに戻して構える。 島原はマスク越しに荻野を見つめる 『成瀬のストレートに振り遅れている、が。こいつは去年の秋チーム単独トップの打率.480を記録したし、打順的にも油断ならん。気を引き締めていくぞ』 成瀬にサインを送った後ミットを軽くパシィンと叩いてからミットを構える。 風を切るような音が聞こえながら成瀬のストレートは島原の構えているミットへと向かう。荻野はめいいっぱい体を使うように思い切り振りぬく。 打球は切れてファールになるがライトスタンドの奥の方まで飛ぶ 『ストレートについてきた?でもこれだけ続けりゃ当然か。とはいえ…真っ直ぐには強そうだなあいつ。』 成瀬は首を横に2度振ってから頷く 『なんだ…なにがくる…?』 荻野はギュッとバットを強く握りしめる。 ゆっくりと足を上げ、上げた足を前に動かしながら体重も前の方に移動させ、左足が着地すると同時に成瀬の腕からボールが放たれる。 『来た、甘いストレートもらった!』 荻野は真ん中やや低めに来たボールをしっかりと打ちにいく、瞬間ボールは消える。 「…っぁ!」 力を込めて振りに行ったもののバットに当たらず行き場を失ったパワーのまま振ったがために腰砕けのスイングになり荻野は変な声を出しながら片膝をついてしまう。 『さ、三球三振…そんな。というかボールが消えた…まさかそんなことが…』 荻野は茫然自失しながらベンチへと戻る。 『おそらくあれはチェンジアップ。俺のと同等。いやそれ以上の変化だ。初見で打つのはほぼ厳しい、が。この世に絶対に打たれない球など存在しない。』 紅はベンチでバッティンググローブをつけながら成瀬が荻野に最後に投げた球を脳裏に浮かべる。
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