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第148話〜紅対成瀬〜 トボトボとベンチに戻ってきた荻野を見るや否や橘は荻野の首に手を回す 「あれ、オギ〜何落ち込んでるの?三振したのがそんなにショックだったの?」 橘は荻野の首を軽くチョークで締めながら前後に揺らす。 荻野がジェスチャーで苦しいとすると橘は荻野にかけていた軽いチョークスリーパーを解く 「ケホッ…結構入った…。いや、三振がショック…じゃないわけじゃないけれど。最近三振少ないの誇ってたし。ただ、違う。」 荻野は話す前に咳き込む。そして打席で見えた光景を橘に話す。 荻野の消えた発言に驚愕するベンチ ネクストバッターズサークルで紅は慌てふためきそうなベンチに対して何時ものように冷静にグラウンドを見つめていた 『消えたのではない、そう見えるだけだ。消えるように見せるのも俺達投手の腕の見せ所でもある。だが、あの角度からのあの落差。ストレート一本に絞っていれば消えたように感じるのも仕方のないことだ。』 考え事してる間に5番の蓮本が凡退し、紅は打席に向かう。 紅は成瀬の初球を簡単に見逃す。 『ストレートか…予想以上に速い』 顔にこそは出しやしないが紅も成瀬の速さに驚く。 『次はこいつだ。』 成瀬は投球フォームに入り紅に対し2球目を投げる。 両チームのエース対決はすぐに決着がついた。 紅は成瀬の投げた球を変化しきる前にバットに当て打球は鋭いゴロで三遊間を破り鮮やかにレフト前へと運ぶ。 難しい球を打ったというのに感情一つもこぼさず一塁に留まる紅優生。 彼には感情なんてあるのだろうか。 『少し甘かったとはいえ初見で俺のチェンジアップを打ち返すなんて。流石に予想外だぜ』 『完全に変化しきる前に叩けばさほど驚異的ではない。だがどちらつかずの対応、ストレート一本に絞ってれば打てはしない。そもそも狙うべき球ではない。だが…』 紅は淡々と次の打席からチェンジアップを捨てようとするが捨てきれないという表情を浮かべる。 ウグイスのホーホケキョという鳴き声が静寂の球場に聴こえてくる。 しかし誰1人とウグイスの鳴き声に気づかない程度に試合に集中している。 先取点を先に取るのはどちらなのか。
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